大西基之先生と松はじめ

オーダースーツ コンシェルジュ ボットーネです。

気が付けば3月、
出来合いの総菜の詰め合わせも桜の木の下で食せば美味しいように、
2月29日を過ぎ、3月1日になると、昨日と似たような同じ気温だったはずが、
なぜか春めいて感じるから不思議なものです、たった1日、されど1日。

そのくらい3月のパワーに流されつつ、
私、素材の神と呼ばれる方と面会が実現しました。
大西基之先生であります…
 
素材の知識はなくてはならないのに、学ぶべき資料があまりにも少ない、
そんなきっかけから生まれたという一冊、メンズウェア素材の基礎知識。

その著者、大西基之先生をご紹介いただき、ついにお目にかかることができました。

現在は某生地マーチャントブランドにも講義を行っている、という大西先生、
私たちも、1年の勉強会の企画、
もし実現すれば、テーラーや洋服に関わる者が、
集い、勉強させていただける場が生まれます。



洋服については、間違った情報が溢れており、特にインターネットやメディアサイトの登場でそれらは顕著に表れています。

もっといえば、雑誌ですら誤った情報が記載されていることもあり、
我々販売員ですらそうした情報を鵜呑みにし、流布してしまっているのです。



例えば、風合い。
柔らかい素材感が風合いじゃあ、ない。

その服に合っているかどうか?
ブレザーは船乗りの服から派生している、だから、ソフトな素材ではなく、
固い素材の方が風合いが良い、
必ずしもソフトなことが風合いが良いということではない、

と、本日のミーティングでも大西先生の脳内に蓄えられたデータベースから、情報が次々とこぼれ落ちてきます。

私自身も、情報発信者としてこれではいけないと日々感じており、
大西先生から教わりたい一心でお願いしたところ・・・



日本のテーラーを募って、
素材勉強会が、もしかしたら実現するかもしれません!
一緒に学びたいテーラー、アパレル販売員の方、一緒にいかがですか? 



ご縁を繋いで下さった、B氏に心から感謝です。

ブルージャケットコーディネート

最近の服装です。
こちらは、カルロ・バルベラのウール×シルク×リネン×カシミアという、4者混ジャケットです。

まばゆいアクアブルー、とても気に入っています。
考えてみますと、共生地でジレを作ったのですが、
しかしセットで着用したことが一度もなかったのです。
 

ロンドンストライプのシャツに、
一足早くアルマーニのリネン100のタイ。

カルロバルベラジャケット

パンツはアリストンのコットン。
コットンパンツは自分用に、今季10本くらい制作に入っていて、
各色2本ずつ、
サイズを変えて制作中です。
特に春夏はホワイト系は何本あっても良いですよね。
コットンダブルジャケット





コットンで仕立てたダブルのジャケット、
タイはバルバのセッテピエゲ、
コードレーンのパンツに、ローファーを合わせています。

 ベージュジャケットのコーディネート

思い立って、フェリージのナイロン。
春向きの色です。

ネイビースーツコーディネート

ダークネイビーのスーツに、マリネッラのセッテピエゲ。
なんとなくカッチリいこうと思った火曜。

ネイビーのオーダースーツ

なぜ火曜かというと、
フィッティングが多い日には着ない、細番手ウールのオーダースーツだったのです。



 ソラーロ オーダージャケット


シルクのソラーロ・ジャケット。
イタリアでソラーロと呼ばれるこの生地、
英国ではサンクロスと呼ばれるこの生地は、オレンジとベージュ、縦の糸と横の糸を変えることで、玉虫のように見えます。

ソラーロはイタリア語で太陽という名前の通り、太陽の光によって見え方が変わる不思議なジャケット。

 ソラーロジャケット

ヒザとスソを限界までスリムに絞った、
こう見えて割りとウエイトのあるコットンのパンツを合わせました。


 ソラーロのトレンチコート

ソラーロといえば、
このオーダートレンチコート。


オーダートレンチコート

この時期フル回転のトレンチは、
ウールギャバジンで仕立てました。
わずかな登場頻度ですが、スプリングコートは大変重宝します。



休日ジャケット

最後に、
なんと休日にソラーロのジャケットに、ピンク・コットンパンツで出かけたら、、、
偶然、娘とお揃い色のパンツにっ!

ちなみに、
娘のレイヤーコーディネートは妻作で、
とても可愛いです。

お兄ちゃんが幼稚園に行っている間に、
そぉっと、娘と、お出かけ。

ある確率で履いたボトムの色が同じだった、
それだけのことに大はしゃぎしたパパでした。





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例えば最近の記事では・・・

 服飾評論家。ファッション・エッセイスト。 国際服飾学会会員。 
主な著書に 「スーツの百科事典」 「男はなぜネクタイを結ぶのか」 「福沢諭吉 背広のすすめ」 「ボルサリーノ物語」 など多数の出石尚三氏の特別公演に参加!
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