オーダースーツ コンシェルジュ ボットーネです。
ビジネスファッションもややカジュアル化している昨今、チノパンを活用している方も少なくないのではないでしょうか?本日の洋服物語はチノパンについてです。
チノ=スペイン語で中国人。
チノパン、一体なぜそんな名前が??
チノパンと綿パンは一体何が違うのだろう?と疑問に持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、
チノパンに目を付けたアメリカ軍
もともとアメリカ軍の兵士のワークパンツの生地がチノクロスでした。
綿花に栽培に適した湿った気候から、綿工業が一大産業でした。
しかし、現代でいえばファストファッションを安価にバングラディシュで製造して国内アパレルを襲ったように、、インドのコットンがイギリスを襲います。
ポロシャツはもちろん、夏場は麻素材ジャケットにも合うチノパン。
チノはスペイン語の中国人を表す言葉なのですが、
こうして中国を経由して入ったこの素材で作ったパンツに、チノパンの名が付いたといわれています。
白い生地に、桑の実ジュース+コーヒー+カレーを混ぜて、うまく迷彩柄に染めてしまいます。
これがブリティッシュカーキの始まりです。
洋服のルーツを追うと、やはりこうした文化にたどり着きますね。
次回のストーリーもご期待ください。
ボットーネでは創業以来、ただスーツを仕立てるだけでなく、立場や時間、与えたい印象、好み、お持ちのアイテム、似合う色と柄、今と未来のスタイルをトータルで考えた、あなたに最適な戦略的スーツのお仕立てと着こなしをご提案いたしますので、まずはメールで日程をご予約ください。