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オーダースーツ コンシェルジュ ボットーネの松はじめです。

表参道サロンでデザイナー ロジャーと打合せでした。
今回はクライアント様に、ロジャーデザイン監修のリゾート・ウエディングリネンスーツをお届けします。
秋からはアメリカで先行発表するブレスレットに加え、カフリンクスのラインアップもさらに拡大と、ロジャーデザインから目が離せません。製品化したら発表しますね。

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今日のロジャーと私は、話し合わせたかのように、共にリネンジャケット&リネンシャツ&コンビシューズ!



さて、今日は、【驚愕の実験】なぜスーツを着ることが優位なのか?ということで、
実際に行われた大変危険な実験とその結果からわかる、スーツについてをお伝えします。

まずはソフトに、こんな実験はご存知でしょうか?
アメリカのテキサスで、実際に行われた実験です。
31歳男性がわざと信号無視をする、それにどのくらいの人が続いていくのか?というものです。
これだけでは何の意味もなさそうですが、この実験は…


1:仕立てのいいスーツにネクタイという服装の場合 
2:作業ジャンパーにズボンという服装の場合




この2つを半々で調査したそうです。

結果はもちろん予想通りですが、スーツ姿の人物が赤信号で渡ったところ、多くの人が真似をして渡ったのだそうです。
しかもスーツスタイルの人物だった時に対して、ワークスタイルの人物だった時に比べると、
3.5倍もの人がぞろぞろと道路を横断
していったということです。




きちんとしたスーツの人が渡っているのだから、問題ない、という風に思ったのだろうと思います。




と、上記の実験なら良いのです。
問題は、次のページでご紹介する、驚愕の実験結果です・・・・・・




 
実験:罰が学習と記憶にどのような影響があるか?

どんな結果になったか?
どんな意味があったのか?
種明かしはラストで。



ネクタイ募集!記憶の実験<1時間・被験者ボランティア募集>(新聞広告)

まずこのある実験では、記憶の実験!と題して、新聞広告でボランティアを募集しました。 
このボランティアに応募したと仮定してみてください。
実験はある大学の心理学科で行われます。




ネクタイその部屋に入ると・・・

実験が行われる一室に行くと、2人の男性がいました。
1人は、少し汚れた白衣を着た人物。
もう1人は、普通の青年。

白衣の人物=教授
もう1人=同じボランティア


簡単に自己紹介が終わり、実験内容の説明に。
実験は、罰が学習と記憶にどのような影響があるか?の調査です。

ボランティアのどちらか1人は、電気椅子にくくりつけられます。
反対の1人は、ボタンを押す係りです。




ネクタイ電流を流すボタンを押す係りに!

ボタンを押すと、電気椅子に電流が流れます。
そこで、教授が問題を出していき、間違えるたびにボタンを押して、電気ショックを与える、というものです。
しかも、間違える毎に電気ショックを強くしていくのだそうです。




まずは役割を決めます。

ボランティア同士でくじ引きの結果、 あなたは幸か不幸かボタンを押す係りになりました。
もう一人のボランティアスタッフ(仮称:川上さん)は、膨大な量のキーワードリストを渡され、暗記するよう指示されます。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アメリカの実験でしょ?
なぜ川上さんなの?
日本名の方がイメージが湧くと思ったので・・・
不都合であれば、Mikeとしてくださいませ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



川上さんはごにょごにょと呟きながら暗記。

その後、ドラマでしか見たことのないような電気椅子にくくりつけられます。
覚えなくてはいけない言葉の紙たちは川上さんの手から回収され、遠距恋愛の後のしばらく会えない彼女に見つめられるような不安な目で川上さんから見つめられながらも、教授に連れられ、ガラス越しの小部屋へ移動します。


そこには音もなく、古いアンプのような機械とともに、ボタンが一つ。
ついているダイヤルを捻れば電流がアップし、
最大は450ボルト。

ボタンを押すだけで、科学の実験のように、ビビビビッと電流が流れるというシンプルな仕組みのようです。




ネクタイ頼む!これ以上はやめてくれ!!!

実験が始まると、教授はマイクを通して川上さんに、問題を出します。
最初は順調に正解するのですが、10問目くらいで間違えてしまいました。
ここで【電流ボタンを押すように】と指示されます。



【これは、本当に大丈夫なんですよね?】と質問すると、


【まあ損傷しても永久に回復しないといったレベルではないから】と教授は言います。




まったく期待していた安心できる回答が得られず、かえって不安は募るばかりですが、実験です。
ボタンを押すと、川上さんは震え、痛がり、その様子はガラス越し完全に見えます。

40分くらい出題が続き、
電流のダイヤルは一回間違える毎に大きくされていて、
80ボルト, 90ボルト, 100ボルトと電気ショックが増えていきました。


川上さんはうめき、
120ボルトくらいで川上さんは大声を上げ始めます。

【頼む、もうこれ以上はやめてくれ!!】





ネクタイ嗚咽し、泣き叫ぶ被験者

150ボルトを超えると
【ここから出してくれ!出せ!!実験は中止だ!!】と川上さんは金切り声を上げます。
それでも教授は淡々と質問をし、
もはや正しい回答すらできない川上さんが答えにもならない答えを口にすれば、間違いとみなされ、160の電流を押すように言われます。



200ボルトを超えてくると、
【やめてくれ】は【もうやめろ!!】になり、

250ボルトを超えたあたりからは、
力なく
【もう・・やめて・・・やめて・・心臓が・・悪いんだ】
と力なく訴え、
川上さんはヨダレを垂らし、嗚咽し、泣いているのか笑っているのかすらわからないような状況に見受けられるくらいのところまで達しています。

目を左手で覆い、奥歯を噛み、なぜこんな実験に参加してしまったのか、、
後悔の念で悶々としながら、、250ボルトにセットされた状態の電流ボタンを、、押します。

雷鳴のような川上さんの叫び声が響き渡ります。





ネクタイ衝撃の事実!本当の実験目的


さて、問題です。
最大は450ボルトまで設定されているこの実験、
40人のボタンを押す被験者は、何ボルトになるまでボタンを押す指示に従ったと思いますか?




この実験は本当に行われた40人を被験者とする実験で、
実験開始前に、イエール大学の卒業生や心理学専攻学生のグループに上記の質問をしたそうです。
40人のボタンを押す被験者は、何ボルトまでボタンを押す指示に従ったと思いますか?


さすがに450ボルトまで押す、と予想し回答したのは1~3%で、まさか最後まで押すのは千人に一人の極悪な人間だ、というように思われていたのではないかと思います。




さて、実際の実験の答えですが、
何と、、、、、、最終的に450ボルトまで押し続けたのは、
40人中、40人全員だったそうです。



40人の性別の因果関係はなく、
全員一般市民で、仕事ができそうな中年の恰幅の良い男性から、 柔らかい性格の女性も含まれていたそうです。
一体なぜこんなことが起こったのでしょう?






実は、ボランティア(仮称川上さん)は役者で、実際の電流は流れていなかったそうです。

この後、ボランティア川上さん側が電気椅子に縛られながら、電流を上げてくれ!と指示する編も実験したそうです。
この場合はかなり早い段階で、みなボタンを押すことを放棄してしまったそうで、もちろん450ボルトまでなどとはいかなかったそうです。


つまり、白衣を着た教授(らしき人物)の指示だからこそ従った、という結果が浮き彫りになり、
そのくらい権威の命令にはできる限り従おうとする意識が人間にはある、ということがわかってきました。

(そういうことを調べる実験だったわけですが)

どんなに電気椅子に座っている人間が泣き叫び、
病気であることを途中で申告し、
一歩間違えば、、というレベルであっても、ボタンは押され続けたそうですが、ここには権威のある者には逆らえないという結果もさることながら、
権威者が命令したのだから、私は従うしかなかったのだ、という自己消化プロセスも恐ろしいところでしょう。




その権威を表していたのが、役柄もありますが、最も大きな要素が見た目です。
ここでの見た目は、白衣やそれに付属する服装です。



オーダーメードスーツ

この実験と結びつけるのは少々乱暴かもしれませんが、
服装にはそれほどの影響力があるのは間違いなく、
スーツも同様にパワーがあると、私は思います。




ネクタイ世界共通の誠実さの証、スーツを上手く着こなすだけで・・


スーツスタイルは言うまでもなく、世界共通のスタイル。
仕立ての良いスーツを着ているということ、
それは信頼される人物、影響力を与える人物の証、と誰もが共通言語のように認識しています。

だからそうして見せることができます。
(もちろん内面も磨いていかなければいつか見抜かれますが・・)

書くことは躊躇いますが、
詐欺師は必ず仕立ての良いスーツを揃えている、と聞きます。
わかっているのです、見た目で人を騙せてしまうことを。





どのように見せるか?
信頼できる人間?
できるオトコ?
知性溢れる社会人?

自分スタイルを見つけ、
スーツという武器を上手に着こなせさえすれば、
それだけで仕事の成果が変わる、と言い切れます。


近年は全体的にカジュアル化していますよね。
出社もジャケットスタイルでOKという風潮もあります。
もちろん素敵なジャケット・スタイルも良いのですが、
ここで敢えてスーツを着るというのも一歩上を行く手段かもしれませんね。



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ネクタイおまけ・松さんのささやかな実験

私、
表参道のショーウインドウのガラスに映る自分のスーツスタイルにうっとりしてしまった日があります。
(いやーナルシストですね、よくあるのです(笑))

今日この瞬間の表参道のスーツスタイルで、No.1では?
自分自身で完璧なまでに納得し、自信があり、しっくりくる服装だったのですよ。
うん、周囲の全ての人が注目し、視線を浴びてる(と思っている!)ハロウィン・コスプレの際どい服装の女性の感情に似ているはず。





私は冒頭の実験の印象が気になって、やってみました。

表参道ヒルズ前交差点、
ここは信号があとどのくらいで青になるよグラフ、のようなのを示す最新の信号機があります。
さすがに信号無視は自他ともにリスクがあるため、


一歩だけ踏み出してみました、まだまだ赤なのに。



すると!!!!
本当です!!
ランチ時、後方10人くらいが一斉に一歩前に出たのです。
これはあまりにもセンセーショナル、驚きました。
(全員1歩だけ進んだ状態で青信号を待つ、という異様な光景でした)
 
と、それがスーツの影響力なのかどうかは私では検証のしようがありませんが、
スーツや服装自体には計り知れない影響がある、ということは肌で感じずにはいられません。


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次回、作業着ならどうなるか?をやってみたくてたまらない今日この頃。
どなたか私に汚れたつなぎを支給してくださいませ(笑)

煎じ詰めれば、ファッションはコスプレです。
皆様もお試しください。
 
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ボットーネでは創業以来、ただスーツを仕立てるだけでなく、立場や時間、与えたい印象、好み、お持ちのアイテム、似合う色と柄、今と未来のスタイルをトータルで考えた、あなたに最適な戦略的スーツのお仕立てと着こなしをご提案いたしますので、まずはメールで日程をご予約ください。