オーダースーツ コンシェルジュ ボットーネの松はじめです。
南青山にて、素材の展示会に行ってまいりました。
当日の成果としては・・・当店のラインアップで、またまた増えますのが、【裏地】なのであります。
この日は当店の女性スーツコンシェルジュ2名も同行。
女性目線の男性のお洒落談義に花が咲き、なかなかの選定。
既にこっそりお任せオーダーにつけてみたり・・・
なかなか好評です。
さて、本日はパンツについてです。
パンツには、立っているパンツと座っているパンツがある!!ご存じでした?
|立っているパンツ
立ち姿をスラ~~っと美しく見せるパンツ、ということです。
最近増えています。ビジネススーツでも立っているパンツのご要望が。
また、タキシードなどのフォーマルシーンでは特に!立ち姿にこだわる必要があります。
違いは、ヒップとシルエットです。
ただピッタリしたものを着ればいいというわけではありません。
立っているパンツのヒップは、上がっています。
前後の股上の距離を変え、
ちょいと腰も変えます。
ヒップの出方や引っ込み方の形状に合わせることで、
うっとりするパンツが生まれます。
シルエットのポイントはですね、モモよりもヒザであります。
|座っているパンツ
立っているズボンで座ると、突っ張ります。
やはりヒップとシルエットが違います。
股上のテイストも変え、
ヒザもゆとりを変えます。
裾も短すぎてはソックスが見えすぎてしまうので、設計を変えた方が良いでしょう。
この他に、
O脚用のパンツ、
ふくらはぎが出ている用のパンツ、
モモが張っている用のパンツ、
など色々なパンツがあります。
このパンツのシルエットやサイジングについては、独自のノウハウもありますのであまり多くを書けませんが、
オーダー店によってもかなりテイストが異なる部分だと思います。
体型を見るために、
私たちもそうですが、フィッターがベタベタと身体を触る場合があります。
こうして左右の骨格の高さの、微妙な違いを補正に反映させていくわけです。
ナポリには、
実際に触って<TAMA>の位置を確かめるテーラーもいるのだとか・・・・・・
(誠に恐縮でございますが、当店ではその位置情報確認サービスは行っておりません)
ジャケットもサイジングがとても大切ですが、
パンツも大切。
フォーマルも、ビジネスも、さらにカジュアルも、しっくりくるパンツで過ごしたいですね。
本日は最後に、調布 深大寺に行ったときの模様です。
調布、深大寺はゲゲゲの鬼太郎、水木しげるさんにゆかりのある地としても有名なスポット。
東京とは思えない緑と、口笛を吹きたくなる、レトロな雰囲気が特徴です。
たくさんの妖怪が迎えてくれます。が、、、
砂遊びに夢中でありました。ここでも・・・
ボットーネでは創業以来、ただスーツを仕立てるだけでなく、立場や時間、与えたい印象、好み、お持ちのアイテム、似合う色と柄、今と未来のスタイルをトータルで考えた、あなたに最適な戦略的スーツのお仕立てと着こなしをご提案いたしますので、まずはメールで日程をご予約ください。