オーダースーツ コンシェルジュ ボットーネの松はじめです。
私としたことが、やってしまいました。
このようなことは初めてです。お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、なんとまぁ、実に1ヶ月ブログを更新できていなかったのであります。
作家であればスランプか?とメッセージが飛んできそうなところですが、そうではありません。
シンプルにいえば、サロンに来て下さるお客様&オーダーを頂戴する量が昨年の倍以上なのでありました。
それでも1着にかけるエネルギーはもちろん変えておりません。
むしろクオリティ(クオリティにも色々な意味がありますが)は進化しています。
しかし、ピークの一時はご予約を希望されても、2週間先になってしまうといったこともありました。
数ある洋服店から見つけていただき、懇意にして下さって、大変ありがたいお話しであります。
皆様、どうか末永くお付き合いくださいませ。
それにいたしましても、今週はとあるご縁から国賓の方がいらっしゃったり、 脳内からドーパミンが常に放出されていた1週間に思います。
とまぁ、そんな日々を送っていたわけですが、
休みは休みでしっかり戴いております。
それは、良い服作りのために。
洋服も人間も、休むことも大切です。
さて、季節の変わり目ですので、お手入れのお話し、スーツやジャケットの違い、春の結婚式やフォーマルスーツの注意点などなど、諸々発信したいことがアイフォンのアプリの数ほどあるのですが、本日は到着したライトな色に陽気を感じたので、春のことから。
冒頭のスーツはライトグレーにも見えますが、水色のヘリンボーン・スーツです。
そしてこちらはカラフルなコットンパンツたち。
今年は割とパステルな色がメンズでもトレンドになっていきます…
それから、スーツもややライトなネイビーなど、1トーン明るめの色は今年も健在。
季節感も出せるアズーロ(青)もオススメです。
コットンならば、上下のセットアップも。
ジャケット、パンツと別々に合わせることもでき、コーディネートの幅が格段に広がります。
この季節はご覧のようにカーディガンと合わせても良いですね。
これまで割とタイト傾向で続いておりました流れですが、
2013−2014のミラノコレクションあたりからは、メゾンブランド達もややゆったり気味な発表も増えてまいります。
特に英国モチーフの色・柄感が強まってまいりますから、この春夏の明るいトーンが一気に変化するといってよいでしょう。
素材にも気を配ります。
(もちろんご相談いただければ、お手持ちラインアップを考慮して最適な素材提案をさせていただきます)
春スーツならシワになりにくく通気性の良いキッドモヘアの混紡素材、
ウールも薄手トロウール、またウールシルクで軽やかながら光沢を出すのもまた一興。
イタリーの細番手生地も良いですが、
春夏はちょっとハリコシのある英国生地もオススメであります。
ということで、流行という魔物に流されず、
あくまでも自分のものにしたファッションに、
少しだけトレンドというスパイスを取り入れる。
行き過ぎないで、
ちょっとハズス。
そんなファッションをボットーネではこの春提案していきたいと思います。
先日は、テキスタイル・デザイナーW氏のご自宅で、絶品とれたてホタテとワインを堪能してまいりました。
新鮮ホタテ30個以上を刺身にパスタに、皆で平らげました。
2歳の先輩に刺激を受けた息子。
自宅に帰宅してから、やけに口数が多い。
こうして育ってゆくのですね。
表参道サロンでも、日々スタッフで勉強が続いております。
入社した子たちも、みるみる育っております。
こうしてスタッフが成長してゆく姿が、日々の愉しみであります。
ボットーネでは創業以来、ただスーツを仕立てるだけでなく、立場や時間、与えたい印象、好み、お持ちのアイテム、似合う色と柄、今と未来のスタイルをトータルで考えた、あなたに最適な戦略的スーツのお仕立てと着こなしをご提案いたしますので、まずはメールで日程をご予約ください。