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オーダースーツ サロン ボットーネの松はじめです。

一押し、カルロ・バルベラですが、画像はフェイスブックページより拝借させていただきました。
ジャケットにおいてはイタリーでも世代によっての着丈の違いが見てとれますよね。
素材の良さもぷんぷんと伝わってきます。

スーツのフィッティングは、コーヒーのドリップに似ていて、生地選びは豆を炒る前から脳内に立ち込めるあの香りに似ているのかもしれない、そんなことを考えてみました。

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サロンにはイタリアのお客様から、ドルチェ&ガッバーナもアルマーニも見たけど、ボットーネが最高だねー!のお言葉を頂きました。2日間連続で来て下さいまして、合わせ6時間いらっしゃいましたよ、すごいこだわりですよね。日本人もこうでなくでは!

さて、ミラノ、ナポリ、ロンドン、パリ、そしてブリュッセルから春のオーダースーツ生地も続々入荷中。
今季はジャケット生地も増やしました。
春がやってきました…
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色鮮やかなコットンもかなりのラインアップ。
まだまだ色があります。

 
 
私たちは、ただ服を売ったり作ったりしているのではありません。
スタイルとストーリーを作っている、とそう考えて仕事をしています。

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どのような立場で、
どのようなシーンで、
どのようなワードロープで、
どのような印象を誰に与えたくて、
どのような服が似合うのか、

そういったことがあって初めて一着の洋服が誕生します。
 


そのようなわけで、当店のスーツコンシェルジュから
良い服を提案するとき、最適な提案は1つです。
それを裏付けるような2つの提案があり、
服作りにはそんな合計3つの提案があると思うのです。

ですが、そのためにはどんな変化も見逃さない、食べ頃のしゃぶしゃぶを見極めるようなヒアリングが必要になります。



 

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考えてみますと、
選択肢が豊富なのは、とても嬉しいことでもありますが、
あまりにも選択肢が多いのは実はかえって苦痛を生むと研究結果がある、と聞いたことがあります。
 
情報の洪水で、何を選んで良いのか、まるで現代社会を表しているかのようですね。




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私たちのようなオーダー店には、生地の見本がたくさんあります。
ボットーネでも、毎期厳選したつもりでもかなりの量になってしまいます。
ですが、その中から最終的にはお客様にピッタリの1枚の生地を見つけていくわけです。




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ボットーネにいらっしゃったことがある方ならお気づきかもしれませんが、
生地は、見つける、というよりも、
もともと選ばれるべくしてそこに存在していた生地が、
パッと目の前に現れて光る、というような感じです。



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今年ピッティを中心にトレンドの波が来る、とM氏が豪語していたペイズリー。
時にはこんなオーダーも。。
ペイズリー柄のジャケットのオーダー。
なんと同じ生地のパンツも制作させていただきました。







私たちは、
大量にあるカクテルのリキュールを混ぜ合わせて、
お客様と軽快なトークをしながら1つの作品を創るバーテンダーのように、
オーダースーツというカクテルのお手伝いをさせていただいているわけです。


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だから、コンセプトもプレゼンもシンプルでないといけません。
デザイナーや提案者の提案が多いのは、結局自信のなさなのではないかな、と。



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鮮やかな青スーツ。
今シーズンもブライト・ネイビー・スーツ生地が少なくなく、街を彩りそうです。





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まだ少し肌寒い日が続きますが、
青山の街は軽装な方も増えてまいりました。

たくさんの生地の中から、ぴったりな生地を一緒に発見し、
春に向けてあなたスタイルを仕立ててみてはいかがでしょう?

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ボットーネでは創業以来、ただスーツを仕立てるだけでなく、立場や時間、与えたい印象、好み、お持ちのアイテム、似合う色と柄、今と未来のスタイルをトータルで考えた、あなたに最適な戦略的スーツのお仕立てと着こなしをご提案いたしますので、まずはメールで日程をご予約ください。