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オーダースーツ コンシェルジュ ボットーネの松はじめです。

映画、男はつらいよの作曲家、山本直純様がお父様であられる、チェリスト&指揮者、山本祐ノ介様がサロンにいらっしゃいました。
あのお父様のコンセプトをもとにコンサートをならるとのことで、トレードの赤いタキシードを制作させていただきました。

おっしゃっていただけますと、10月6日のコンサートにご招待させていただけますので、ご希望の方メッセージくださいね。




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さて、こちらの写真は英国生地にて誂えた、BOTTONE製コールパンツ。


コールパンツをご存じでしょうか?
ブラックスーツをお仕立てになられるのなら、コールパンツを一本揃えておくだけで150%のお得感、200%の信頼感が得られます。なぜかというと、フォーマルに対応できるようになります。

合わせるとどのようになるかといいますと…
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こういうことに。
 

このグレー・ストライプのパンツがコールパンツ。
このコールはコーデュロイからきています。
つまりは生地の織り方です。

ではそのコーデュロイはどういう由来かといえば、
cord  duroy(イングランド発祥の毛織物)とする説や、corde du roi(フランス語で王様の糸)という説もあるようですが、どうでしょう。



コールパンツと聞いて、コールスローを思い浮かべた方は天才です。
コールスロー はオランダ語"koolsalade" (キャベツサラダ) を短縮した「コールスラ (koolsla)」から生まれたもので、だが、アメリカとイギリスでは誤って "cold slaw"(冷たいスロー)と呼ばれていたことが起源ではないかと言われているようです。
そしてコールスローとコールパンツとは関係がありません。


ディレクターズスーツとは?


さて、それでこのコールパンツを、本来は専用のジャケット・ベストに組み合わせるわけです。
モーニングコートに合わせれば、朝の正礼装。
ブラックジャケット+グレーベストで、朝の準礼装。

この2番目の準礼装というのが、いわゆる結婚式列席時の、きちんとした格好、
ディレクターズスーツです。
ディレクター(重役)とその名の通り、スピーチやある程度立場がある方ならば、コールパンツをお召いただくべきです。





ただし!!本来は朝専用の服装。
朝専用の缶コーヒーを夜に飲んでも差支えありませんが、コールパンツを夜に履くのはいただけません。



そこで夜に二次会などを控えている場合、必ず上着に合わせたパンツを用意しておきます。
そうです、西洋のようにこまめに着替える必要があり、それこそがジェントル、そういいたいのです。



写真でわかりづらいですが、
正式コールパンツには、帯も、ベルトループもありません。
そうです、ブレーシーズ(サスペンダー)が必要です。



帯&ベルトループは現代ではこの限りではありませんが、吊った方が美しいのは確かです。
 


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我が家のLouisはついにハイハイを駆使し、その後短期間でつかまり立ち、さらにはソファーへよじ登ることも。
小さいような大きな独立宣言に、強い意志を感じずにはいられませんでした。
0歳といえばブランドでいえば導入、認知の段階ですが、これからの成長期に向け、脳内のシナプスが急速に結合しているのが伝わります。
温泉は大変ご満足いただけたようで、何より。早くも入学式用子供スーツのデザインを考案中です。彼が着用する日まで、5年と4か月、ご期待ください。

 

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ボットーネでは創業以来、ただスーツを仕立てるだけでなく、立場や時間、与えたい印象、好み、お持ちのアイテム、似合う色と柄、今と未来のスタイルをトータルで考えた、あなたに最適な戦略的スーツのお仕立てと着こなしをご提案いたしますので、まずはメールで日程をご予約ください。