オーダースーツ コンシェルジュ ボットーネの松はじめです。
さて、こちらの写真は英国生地にて誂えた、BOTTONE製コールパンツ。
合わせるとどのようになるかといいますと…
こういうことに。
コールパンツと聞いて、コールスローを思い浮かべた方は天才です。
そしてコールスローとコールパンツとは関係がありません。
さて、それでこのコールパンツを、本来は専用のジャケット・ベストに組み合わせるわけです。
モーニングコートに合わせれば、朝の正礼装。
ブラックジャケット+グレーベストで、朝の準礼装。
この2番目の準礼装というのが、いわゆる結婚式列席時の、きちんとした格好、
ディレクターズスーツです。
ディレクター(重役)とその名の通り、スピーチやある程度立場がある方ならば、コールパンツをお召いただくべきです。
ただし!!本来は朝専用の服装。
朝専用の缶コーヒーを夜に飲んでも差支えありませんが、コールパンツを夜に履くのはいただけません。
そこで夜に二次会などを控えている場合、必ず上着に合わせたパンツを用意しておきます。
そうです、西洋のようにこまめに着替える必要があり、それこそがジェントル、そういいたいのです。
写真でわかりづらいですが、
正式コールパンツには、帯も、ベルトループもありません。
そうです、ブレーシーズ(サスペンダー)が必要です。
帯&ベルトループは現代ではこの限りではありませんが、吊った方が美しいのは確かです。
我が家のLouisはついにハイハイを駆使し、その後短期間でつかまり立ち、さらにはソファーへよじ登ることも。
小さいような大きな独立宣言に、強い意志を感じずにはいられませんでした。
0歳といえばブランドでいえば導入、認知の段階ですが、これからの成長期に向け、脳内のシナプスが急速に結合しているのが伝わります。
温泉は大変ご満足いただけたようで、何より。早くも入学式用子供スーツのデザインを考案中です。彼が着用する日まで、5年と4か月、ご期待ください。
ボットーネでは創業以来、ただスーツを仕立てるだけでなく、立場や時間、与えたい印象、好み、お持ちのアイテム、似合う色と柄、今と未来のスタイルをトータルで考えた、あなたに最適な戦略的スーツのお仕立てと着こなしをご提案いたしますので、まずはメールで日程をご予約ください。