オーダースーツ コンシェルジュ ボットーネの松はじめです。

3月に27人の面接を行い、
4月に入社、そして現在ボットーネのアシスタント・コンシェルジュとして日々励んでいる、西間木君です。
見たことある方もいらっしゃるかな。

そんな彼に、ついに私が見立てた、人生1着目のオーダースーツが到着しました。


入社してからは一張羅の既成品スーツ(写真グレー)を着ていましたが、あまりの変わり様。
せっかくなのでビフォア・アフターを見てみましょう。後ろ姿は・・・


Before

n5


これが、オーダーになりますと、、


After
 
n6

シワだらけだった背の余り、
袖周辺のダキシワもすっきり。

まだ右肩下がりの感はありますが、
今後整体に行くということなので、あまり服を曲げるのはNGなので、動かしませんでした。


小柄ながらヒップがあるため、窮屈そうなヒップ周辺もすっきりです。
(さらにクラシックスーツなら、あと5mmヒップをだしても良いかな)


前は・・・
Before 


n2



After 


N

袖がジャストになり袖口からシャツが見えるだけで、スマートに見えます。

多少引かれジワがありますが、現代的なエッセンスは年齢からしてOKだと思います。

バストからウエストにかけての美しいドレープ感、
芯地は柔らかく馴染むミラノ仕立てです。


ビフォアーの細すぎる衿幅も気になったので、
クラシックな衿幅に。



オメロピットもできていて、美しいフォルム。





Before 

n4



After 


n3


全体的に腰が前にいって、反り気味なんです。
(ちなみに撮影やフィッティング時は、普段より反り傾向があります)


仕立ての洋服では、
前身と後ろ身の分量を変えて、
程よく前下がりがつくようにしました。

(横から見たときに、前の方が少し長いのが美しい)




今この写真だとまだだいぶ反り気味ですが、

パンツ後部に出ているシワは普段はでません。






シャツ、タイはまだまだだが、
フィットしたスーツになり、良かった良かった。


アシスタント西間木
「こんなフィットした(スーツ)のは初めてです!」
と、仕事そっちのけでずっと鏡の前で自分の姿を回転させながら見ていた彼。

服が到着する前の日まで、
「あと何日で服が届く・・・」と期待に胸を膨らませていて、
ついに届いたときの荷解きするときの彼の顔が忘れられませんでした。 









お客様のなかにも、フィッティングしている最初と、最後でだいぶ姿勢が変わっている方がいます。
緊張すると反る、リラックスすると戻る、ということなのです。


ですから、大切なお写真を残す、というようなシーンでは、
洋服を反り気味にして躍動感を出した方が、綺麗だったりするんですよ。


このあたりは僕らフィッターの個性が出る部分。
考え方は千差万別です。
こんな服がいい、と要望をしっかり伝えてくださいね。



なお、
色々な考え方があると思いますが、
当店ではミリ単位のシワにこだわる場合は、ビスポーク(フルオーダー)をオススメしております。







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