オーダースーツ サロン ボットーネの松はじめです。
数ある選択のなかから、自分らしさを選んで装う、ということはとても洗練されたエレガントな行為です。ですが、そこに簡単に辿り着くわけではないので、大変です。その大変さを愉しむ余裕こそが男性の器を上げるチャンスかもしれません。
さて、水曜・木曜は休暇をいただきました。
銀座の百貨店に定休日が復活したことも記憶に新しいですが、休暇というのはとても大切なことだなと思いました。普段使わないアタマを使うことができます。そうすることで、また仕事にアウトプットできるものが増えます。
休日を仕事のために活かせないうちはいい服は作れない
この師の言葉の意味は、休みなく働くことが正義とされた時代に、それとは違う生き方を伝えてくれていたのかもしれません。
予約が取れず苦虫を噛み潰す思いから2年、 滞在していた高原リゾートの宿は評判通り…
もし日本が、固有の文化を大切にしながら近代化を遂げ、「もう一つの路線」を歩んでいたら”
こうしたテーマを掲げた、谷の集落に滞在することをコンセプトとした宿です。
テレビもない。
あるのは自然を切り取った額縁のような窓。
バルコニーから水面にうつる集落を眺め、読書する。
降りしきる雨も、都心の雨と趣が異なり、雨音がむしろ静けさを増長させます。
夜の茶室では月を眺めながらのストレッチ。
朝日が差し込めば、やはりストレッチ。
こうしたコンセプトのある新しい形の高級宿は、現在京都、沖縄へと展開。
多くの外国人の方やリピーターが多いことも頷けます。
空間デザイン、食、体験もすべてがコンセプトに基づいた設計です。
あ~一週間くらい居たい!終の棲家はここ!というほど私たちは良かったですよ。みなさまぜひ。
星のや
コンセプト=軸
服装においても、仕事においても、生き方においても、とても大切なことだと再認識します。
はじめてスーツに袖を通したとき、「どうしてそんな成人式みたいな服着てるの?」と言われたのが高校生。
ショップで働き、自分のスーツオーダーをして仕上がった服を見て、心弾んだものの、何かバランスが違う、、、と2ヶ月で着れなくなった服作り。
駆け出しのころのオーダースーツサロン、お客様の要望を100%叶えるだけ、単なる御用聞きみたいな服作りも、日本独自のトレンド感を取り入れすぎてタイト・シルエットにぶれた2年目も。
軸がなかった、と反省の日々です。
こうした反省を経て、進化があるのですね。
さて、本日からはインターンのN君が入社。学生ながら早くもブリティッシュ・テイストの誂え2Pを着用しての出社。一同、みなさまの軸のあるスーツ・スタイルづくりに少しでも貢献できれば何よりです。
ボットーネでは創業以来、ただスーツを仕立てるだけでなく、立場や時間、与えたい印象、好み、お持ちのアイテム、似合う色と柄、今と未来のスタイルをトータルで考えた、あなたに最適な戦略的スーツのお仕立てと着こなしをご提案いたしますので、まずはメールで日程をご予約ください。