オーダースーツ サロン ボットーネの松はじめです。
このテーラーに出会って良かったです、この時点で違いわかりましたよ。長い付き合いになりそうですね。
まだ仮縫い段階でしたが、このような一言をおっしゃっていただけ、
完成形を見ていないのにも関わらず追加のオーダーを。。。
一同、自信につながります。
O様、お忙しいさなかの仮縫い、ありがとうございます。
本日の冒頭は、英国らしさ漂う、ハリソンズ・オブ・エジンバラでお仕立てさせていただいた一着でした。
さて、皆様はやはりベストを揃えていることでしょう。
お持ちでいらっしゃいますか?
欲を言えば、衿が付いたベストをお持ちの方は、ただちに挙手願います。
最近は既製服でも少なくなりまいしたが、クラシックなベストは…
衿付き。
都合が良いことに、
上着を脱いだとき、
ベストは上着の役割を果たします。
別の角度で言えば、
ベストを着ていない上着を脱ぐと、そこに待っているには下着姿!
そう、くどいようですが、シャツは下着。
どうりで、そのはず。
日本のクールビズに驚きを隠せない紳士の皆様はジャケット着用していらっしゃいます。
またドラマの影響も手伝っているようで、ベストスタイルは人気が高まっています。
実は、本来スーツスタイルはベストを着ることは基本のキでした。
ですから、ビジネスシーンでベストを着用しなくても、
お呼ばれの結婚式やセレモニーには、ぜひベストを着用していただけましたら幸いです。
もちろん衿がなくともカッチリした印象になるのはもちろんなのです。
上着変わりベストの他の利点は、
見た目には、
胸板を厚く、
貫禄を出す。
現代の既製服ではほとんど見かけませんが、本来のベストは衿が付いていました。
特にブリティッシュテイストにスーツを着こなすときは、衿付きベストがエレガント。
ベストさえ着用していれば、上着を脱いでも失礼に当たりません。
夏の日差しの強い日は、上着を脱いで衿付きベストスタイルでビジネスをしてみては?
欧州出張の際は、ベストスタイルは少なかったのですが、90%きちんとジャケット着用。
とはいえ、気候も違いますからね。
また夏はできる限り素材をライトウエイトにしたり、ウールだけでなく、モヘアやリネンといった素材の混紡にすれば、通気性が格段に良くなります。
周囲に与える、という観点の涼しさも。
また、これから出張移動にフォーカスすると、英国生地や強撚糸を用いた素材もおすすめです。
写真は、フランスの高速鉄道、TGV。
パリのモンパルナスからトゥールまで移動しました。
速かった。けれど、今思い返すと、東北へ移動したときの【はやぶさ】の方が快適だったような気が。
日本は鉄道のレベルの高水準だなと、改めて感じました。
ボットーネでは創業以来、ただスーツを仕立てるだけでなく、立場や時間、与えたい印象、好み、お持ちのアイテム、似合う色と柄、今と未来のスタイルをトータルで考えた、あなたに最適な戦略的スーツのお仕立てと着こなしをご提案いたしますので、まずはメールで日程をご予約ください。