
オーダースーツ コンシェルジュ ボットーネの松はじめです。
週末もフィッティング予約でびっしり。
洋服の打ち合わせ、さらにフェアーの打ち合わせ、来春の生地の打ち合わせが続いて、ちょっと一息!と外に出ると、、、表参道はイルミネーションで人も車も渋滞。でも冬の夜っていいですね。
そして寒いので、世間がショート丈に走るなか、一人着丈100センチ超えのカシミア・チェスターフィールドを着用して南青山で打ち合わせでした。もちろんスーツも合わせて、9.7センチラペル、1タックのフランネルのスリーピース。バルベラを思わせるクラシック・スリーピース。タイは大剣10センチ。
個人的には、チェスターフィールドは長めに限る!と思う今日この頃。
ですが、流行ストライクな80センチ丈も仕立ててみようかな、、、と迷い中です。

ところで、寒さのあまりコートの打ち合わせが続いているなか、早くも2012年春夏が入荷しましたよ。春夏物一番乗りです。
Holland & Sherry (ホーランドシェリー)という、生地なのですが、特徴はといいますと、英国らしい素敵なくすみ!というと伝わりますでしょうか?イギリスやイタリア、生地にはお国柄が出ますよ。それから、こうやって届く生地はいつ発表されているかといいますと、2年以上前ということもあります。
ということは、もう2年後の流行は決まっている!といっても過言ではありませんよね。
2年後の流行が気になった方は、最新の生地が配信されている○○○○という生地を見てみてください。





さて、コートについてです。
コートに用いる素材は、どんなものがあるかというと、
カシミア、アンゴラ、ウール、コットン、その他ビキューナなどなどです。
それから、時代の傾向としては、
今年も350g~400g程度のややライトな素材に人気が集まっています。
空調も発達しましたからね。
もちろん600gを超えるのようなカシミアなどもご用意できますよ。
そして近年は、カシミアコートなどでも、アンコン仕立てなど軽~い感じのするコートが取り上げられていますよね。
そうなんですが、
世界に通用する長く着られる洋服をテーマとしているボットーネとしては、やはりスーツの上に着るコートは総裏をオススメしています。
アンコンだと、裏地がなくてフィットする、
ジャケットのような仕立て方は、確かにシルエットやフィット感、色気は出るのです。
そのかわり、スーツの上に羽織るのですから、裏側のスレが着になります。
ましてカシミア素材だと・・・。
ちなみにニットの上に羽織るコートなら、
アンコンコートの型紙を起こしていますので、素敵ですよ。
こちらはイタリアらしい軽い着心地。
コートも色々な素材、種類、デザインがあります。
実際のサンプルもありますので、まずはこんな感じのはできない?とぶつけてみてくださいね。

弁護士先生の方々の出張フィッティングに、丸の内へ。
タクシーの窓の外、突然海外に!??
馬車!
どうやら新任大使の送迎に直面したようです。
こうして馬車での送迎は、英国やスペインなど数カ国なんだとか。
特別な場面に遭遇して、嬉しい一日でした!
ボットーネでは創業以来、ただスーツを仕立てるだけでなく、立場や時間、与えたい印象、好み、お持ちのアイテム、似合う色と柄、今と未来のスタイルをトータルで考えた、あなたに最適な戦略的スーツのお仕立てと着こなしをご提案いたしますので、まずはメールで日程をご予約ください。













