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オーダースーツ コンシェルジュ ボットーネの松はじめです。

そろそろコートについてあれこれ悩む季節です。早いですか?お客様のなかにも、わざわざ横浜からコートの打ち合わせを開始される方も。打ち合わせを重ねて好みのコートを仕立てる、出来上がるまでの時間もオーダーの醍醐味ではないでしょうか。

本日は、本当に似合う服装について、です。


みなさんは、本当に自分に似合う服装を理解していますか?
本当に似合う服装で過ごしていますか?

好みを着ていませんか?
気分で着ていませんか?
雑誌のそのままを着ていませんか?
店員に言われた服を着ていませんか?

そんなことはありませんよね。


ファッションとは不思議なものです。
内面の自分が求める、こういう風に見せたい・見られたいという理想像や、周りの人から「○○だね」と評価を期待して服装を作ると、自分に本当に似合う服装とは逆になることが多いのではないかと思います。
 お客様や友人、スタッフなどと話したり見ていたりしても、それを感じることがあります。
逆に自分のスタイルをしっかり確立し、ゆるがない服装をお持ちの方にお会いすることもありますが、そういった方はお付き合いを深めていけばいく程、内面と外面がピタリと一致しています…
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私と友人の例をお話しします。 
 


どちらかといえば、不特定多数の人と交流を深めていくというよりも、篭って何かを作り上げたり、特定の少ない人と深く話している方が好きです。


ですから、内向的なエネルギーが強く、こだわりはありますが、いたってシンプル。どちらかといえば柔らかい性格だと思うのです。




ところが、若いころの好みの服装はといえば、奇抜で斬新、ひねりの利いたファッションに憧れてしまうものです。
いつも色々なことにチャレンジして、アクティブでスタイリッシュに見せたいのかもしれません。

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友人

それとは逆に、いつも何を仕出かすか読めない奇想天外な友人がいます。

彼はといえば、洋服は限りなくシンプルでクラシックな服装が好きだといいます。
持っているスーツやタイはほとんどが無地。シックでさり気ないファッションです。


清楚な服装、裏腹な内面・・・


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というように、自分での服選びは内面の影響が少なくないと思います。

ですから自分をよく見つめないと、自分が持っている本質はわからないものです。
年齢が成熟するまでは特に。

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もし、内面と外面が一致した調理をしたなら、印象という名の料理はもっとも心地よく味わい深くなります。エゴから抜け出せなければ、服装とはコンプレックスとの戦いともいえます。




それでは、本当に似合う服装に出会うためには、どうしたらいいのでしょう?




それは、


・自分を客観的に良く見つめる

・肌の色、髪の色、身長、体格を考え、似合う色のトーンや柄の雰囲気を知っておく

・信頼できる洋服に関するアドバイザーを持つ

ネクタイの由来とは?



次回以降で、解説していきますね。


(すみません、次回はハリス・ツイードという生地の秘話ですので、次回以降に・・・)



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