
オーダースーツ 東京ボットーネの松はじめです。
東京都内のお花見、晴天にも恵まれ、今週末はどこも賑わっているようですね。少しずつ暖かくなってきました。
サロンには続々と完成したスーツ、ジャケットが到着しています。こちらはロロ・ピアーナで作ったパンツです。こちらのお客様は海外出張用に、ジャケットに合わせたカジュアルスタイルということで、10本まとめて御注文を頂きました。こうして並べてみると色鮮やかですね。既製品でもオーダーメイドでも、パンツを選ぶ時、また作る時に気を付けることは一体なんでしょう?

縫製上、パンツで差が出る部分は、腰です。
腰の裏をご覧ください。このあたりの作りによって縫製の良さが決まります。縫製が良い方が耐久度が高くなります。
そして各ブランド、一番異なるのがラインです。パンツはラインが要。ですからインポートブランドを見ても、パンツのラインの差が大きく違っています。ラインはどのようなものを選べば良いでしょう?
それは、どう魅せたいか?ということが関係します。細身にすっきり魅せるのか、ゆったり落ち着きを出したいのか?によって大きく変わります。そして細身パンツと一口に言っても色々なラインがあり、これはヒザをどこに設定しているか?によっても変わります。設定の仕方で足が長く見せることができます。
こうして考えていくと、最初は生地を選んだり採寸をしたりとなかなか面倒な部分もあるかもしれませんが、既製品で気に入ったパンツがない場合は、オーダーメイドで一度しっくりくる形ができれば、次回から楽になっていきます。
私は…
この職業でなかったとしても、既製品は買えません。オーダーメイドの世界、一度知ってしまうと、もう戻れなくなりますよね。
オーダーメイドのパンツ制作 ¥21,000~(生地、お仕立て代込み)
ボットーネでは創業以来、ただスーツを仕立てるだけでなく、立場や時間、与えたい印象、好み、お持ちのアイテム、似合う色と柄、今と未来のスタイルをトータルで考えた、あなたに最適な戦略的スーツのお仕立てと着こなしをご提案いたしますので、まずはメールで日程をご予約ください。













