
オーダースーツ 東京ボットーネの松はじめです。
こちら、以前スーツコンシェルジュ、モリーヌが購入したフェリージの鞄なのですが、傑作なのでご紹介させて下さい。
フェリージはハンドメイドで作られることで有名な、イタリアの鞄ブランドで、鞄以外にも財布、名刺入れ、ベルトなど品質が高い製品はもちろん、そのデザイン性も非常に男心くすぐるものがあります。
私もフェリージの鞄は数種類揃えて持っており、財布などのスーツ小物もフェリージのものを持っております。
さて、このモリーヌが愛用している鞄です。
写真のように、2つの鞄が並んでいますが、何とこちらの鞄…
この2つで1つの鞄なのです。
もちろん分離させて使用することもできるため、ノートパソコン程度を持ち歩くのであれば、小さな方のみでオフィス間を移動することができます。

大きい方の鞄は、小さな鞄を飲みこんでしまう程の大容量。

ご覧の状態は、生地バンチブック(見本帳)と、シャツの生地サンプル50冊程度をスッポリと、軽く収めてしまった状態です。
ですが、外観のそのフォルムからは、押し詰まった中身が想像できません。
この辺り、デザインと設計のセンスであると思います。
実用と見た目、この両方が備わっていなければ、スーツ紳士の万能アイテムとはいえませんよね。 特に鞄は、革小物の中で最も面積を占めるアイテムです。 ということは、その色や形状、そして質感などが与える影響が大きいといえます。
全体の着こなしや周囲に与える印象に、ガラリ変化をつけられる鞄。 鞄で遊ぶこともできますが、 あまりにバランスを崩すと、鞄が歩いている風にも見えかねません。
革小物の色は揃えると統一感が出、美しくなります。
逆に外すと、お洒落感が出、奇抜さや個性が発揮されます。
一般的なビジネススーツスタイルの場合、鞄や靴は黒かブラウンが基本となります。
黒なら黒、茶なら茶で揃えるというのが基本です。
とはいっても茶色の場合、微妙な色合いまで揃えるというのはなかなか難しいものです。
そこで、統一感を出すなら、ベージュならベージュ系、ダークブラウンならダークブラウンとだいたいの色合いをあわせます。
こうして全体的に色調を合わせることでとても品良く映ります。
こうした革小物の色は、どこを基準に合わせたらいいのでしょう?
お洒落は足元から…
まずは靴の色をベースにベルト、かばん、時計などを合わせていくのが正解です。
革のかばんはエレガント。ですが休日使いにはやや雰囲気がカッチリしすぎる…
ナイロンのかばんは機能的だけど、正式な場面では少しカジュアルすぎる…
やはり場面やスーツ、靴に合わせてかばんなどの小物も使いわけたいものです。
靴、スーツ、シャツ、、そして鞄にもこだわり、シーンによっての使い分けをお勧めします。
ボットーネでは創業以来、ただスーツを仕立てるだけでなく、立場や時間、与えたい印象、好み、お持ちのアイテム、似合う色と柄、今と未来のスタイルをトータルで考えた、あなたに最適な戦略的スーツのお仕立てと着こなしをご提案いたしますので、まずはメールで日程をご予約ください。













