オーダースーツ 東京ボットーネの松はじめです。
ところで私が着ているオーダースーツは、今期契約した新しいファクトリーのスーツで、硬い雰囲気になっています。
生地は英国Ｊ＆Ｊminis、パリッとした生地感が特徴で、柄も太さの違うすストライプを交互に配置したオルタネイトストライプ柄、しかも紺地に目立ちにくいストライプなので、さり気なく貫禄が出て、硬い雰囲気となっています…
それもそのはずで、ストライプ柄をはじめとするスーツの柄というのは、さり気なければさり気ないほど、着る人の存在感が引き立つものです。
非常に貫禄が出て、粋なスタイル。
ブログを書いているところを、当店の森谷が不意打ちに撮っていたらしく…
意外と真剣なんだなと気づきました（笑）
さて、この日、私が身に付けているスーツに合わせているネクタイですが、紺の無地ネクタイです。
一見面白みがないようなこの紺のネクタイにこそ、実は深みがあります。
ジャーナリストの落合氏（故人）は、ネクタイは、紺に始まり、紺に終わる。と言っているのは有名ですよね。
シンプルな紺の無地ネクタイ（もしくはドット柄も）
に、白やブルーの質の良いシャツ、
そしてやはりシンプルで上質なポケットチーフと、
さり気ないストライプのスーツ。
こうした組み合わせを揃えておくと、ビジネスシーンをはじめ、大変重宝すると思います。
例えば、具体的に想定されるシーンは、、
祝、結婚！彼女の両親にご挨拶。
部下のミスによって、クライアントへ謝罪。
会社の方向すら決定付ける会食会。
など、カッチリ誠実な印象を醸す必要があるシーンは、無数と存在します。
部下を持ったら揃えなければいけないスタイル！といっても過言ではありません。
さて、このスーツはさらに新しく契約したファクトリー仕立て。
安いオーダーとは、着心地とスタイルに差がでます。
それは工程数であったり、
クラシカルなテーラリングを得意とするファクトリー。
なんだか手前味噌にはなってしまいますが、
丁寧な仕上げで、型崩れせず、無理がなく、軽くてソフトなのが特徴で、この価格でこのクオリティはどう考えても安いと思います。
実例でいえば、既成服ですが、名だたる某有名ブランドもここで作っているくらいです。（ブランドタグが付くことで、驚くほどの値段が付くのです）
品質の違いは細部に出ます。
穴かがりの美しさ、また一般的なスーツの５倍近くの手間のかかるプレスを施し、そして非常に浅いアームホール、
良いスーツと悪いスーツ。
それはスーツの着心地が違うのはもちろんですが、耐久性や柔らかさ、丸み、、そういったことが良い洋服だなと感じさせるポイントですから。
今回のスーツの設計には、スーツコンシェルジュの森谷も携わっています。
着心地は見た目に影響でないのでは？
と、見た目だけでオーダースーツを作ってしまうと、意外と短命であったりします。
私もオーダースーツでは、ほろ苦い経験済みなのですが…
写真のオーダースーツ ￥102,900
ボットーネでは創業以来、ただスーツを仕立てるだけでなく、立場や時間、与えたい印象、好み、お持ちのアイテム、似合う色と柄、今と未来のスタイルをトータルで考えた、あなたに最適な戦略的スーツのお仕立てと着こなしをご提案いたしますので、まずはメールで日程をご予約ください。
