オーダースーツコンシェルジュ松はじめのスーツ着こなし方ブログ : 秋はウォームビズに、グレンチェックジャケットを着こなす

ウォームビズ

オーダースーツ　東京ボットーネの松はじめです。
動いてこそ洋服です。
ということで、いつもぎこちない雰囲気で申し訳ないのですが（笑）動きがあった方が洋服と着こなしの雰囲気がイメージしやすいということで、動きをつけています。

さて、この秋のウォームビズといえばベストを加えたスリーピーススタイルですが、スーツ生地はグレンチェックジャケットに注目してみませんか？

こちらはオーダースーツを三つ揃えで制作し、グレンチェックのジャケットに、チャコールグレーのパンツを合わせてみました。
グレンチェックのスーツは、ご覧の通り遠目に見れば、少し柄の入ったくらいに見えるさりげなさがお洒落…

ウォームビズ

グレンチェックスーツであれば、もちろん英国紳士の雰囲気を出し、上下で揃えても良いのですが、このように合わせればビジネスで問題なく着ることができます。

カバン、靴、時計などの小物は黒などダーク系革小物で統一しています。
茶系であれば、その方向で統一するのが見た目まとまりやすく、

黒系で統一した方がクールで、ビジネス向きといえます。
逆に茶系で統一した方がお洒落感が出ます。

ウォームビズ

またスリーピースで揃えておけば、上着を脱いでも失礼に当たりません。

コートを着るには早い、夜間は肌寒い、しかしオフィスや昼間は暖かなこれからの季節、ウォームビズとしてベストを着こなせば体温調整が出来るだけでなく、見た目も紳士的装いになります。

特に私のように細身で、胸板が薄い男性であれば、ベストを着こなすことで胸板が厚く見え、信頼感、貫禄感が上がります。

ビジネスシーンでの着まわしの幅も広がりますよね。

ウォームビズ

しかし、オーダースーツ屋という商売抜きで、ベストは特にオーダーで作っておくことをお勧めします。
なぜならば、ジャケット、パンツよりも一番体にフィットするのがベストであり、
微妙な丈の長さで、随分と印象が変わってしまうのもベストだからです。

写真のようにベストの背も裏地を選べますので、楽しみも膨らみますよ。

ジャケットの裏地は、英国ドーメル社の生地に合わせ、ドーメルの裏地を使用しています。
様々な裏地についてはこちらをご覧下さい。

背抜き、総裏など裏地仕様の選び方についてはこちらをご覧下さい。

スーツスリーピースの着こなしルール

ベストの一番下のボタンは外す由来

その服お洒落ですね、と言われるうちは、実はお洒落ではありません。

私には、「あなたよりも服が格好良い」と聞こえます。

本当にお洒落な服を身に着けている人は、服と自分が一体となっているので、お洒落ですねとも言われないのだと思います。

本当に自分の良さを引き出せるスーツを着た時の自信を、味わって頂けたなら幸いです。

あなたとオーダーメイドの世界を繋ぐボタンとして

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