落合正勝 男の服装術

ボットーネの松はじめです。
今は亡きメンズファッション・コメンテーター、落合正勝氏といえばメンズEXでもおなじみの方も多くいらっしゃると思います。
落合氏の著書は海外でも高い評価を受けています。
なかでも私の好きな一冊です。

[新版]男の服装術 スーツの着こなしから靴の手入れまで

スーツ着こなしのルールが歴史的観点からも非常にわかりやすく解説されており、流行に流されないクラシックなスーツスタイルに対する視点は、何度読んでも心にしみるものです…

オーダーメイドがその昔のように敷居の高い存在ではなくなってきた昨今、
流行を表現することもあれば、スパイスとして取り入れることもご要望として少なくありません。

ハイゴージであったり、細めのラペルも現代のスタイルとしてスーツスタイルを楽しむことができます。
(この場合、タイは8センチ前後の細め、シャツはワイドカラーを合わせましょう)



しかし落合氏の言うように、最も美しいスタイルこそクラシックなスーツスタイルであり、クラシックな着こなし、という点は大変納得できるものです。

実際私もトレンドを入れすぎたスーツよりも、クラシックなスーツやスーツスタイルの方が着こなしやすく、着ていて気持ちが良いものです。

私自身のスタイルとしては、3ボタン段返りスーツ、
極端にウエストを絞りすぎず、ワンタック。
タイは9センチ前後を合わせます。


クラシックなスーツスタイル、というと、何か古い感じかもしれませんが、
実は逆なんです。

クラシックとは基本です。
ファッションとは基本あってこそ外せるものです。
基本を知っていて、それを守らないのは粋ですが、
基本を知らずして、ルールを破るのは美しいといえないのです。


私は特にカジュアルなスタイルに対しては疑問を持っています。

カジュアル…
夏になるとTシャツにジーンズという社長さんもいますが、
ラフとカジュアルは違うと思うのです。

日本にもっとジャケットスタイルとかジャケットの文化が広がれば、お洒落な国になると思います。

 

 

あなたとオーダーメイドの世界を繋ぐボタンとして
Bottone

スポンサードリンク

ボットーネでは創業以来、ただスーツを仕立てるだけでなく、立場や時間、与えたい印象、好み、お持ちのアイテム、似合う色と柄、今と未来のスタイルをトータルで考えた、あなたに最適な戦略的スーツのお仕立てと着こなしをご提案いたしますので、まずはメールで日程をご予約ください。