パンツの裾の長さにドラマあり

ボットーネの松はじめです。
パンツのシルエットなどは毎年トレンドが変化していますが、裾の長さも変化しています。
特にブランドのパンツなどは変化が激しいように思います。

さて、私たちのような洋服店といえば、もちろん流行もキャッチしている必要はあるのですが、あまり流行に流されていては品がありません。
まして長く使えるクラシックなスタイルをお求めの方には流行は不要かもしれませんね。

とはいえ毎回微妙に違う裾の長さを提案しております。
一体どのような違いを出すのかというと…

それは立っている時に美しく魅せるか、座っている時に美しく見せるか。


もちろんお好みをお伺いした上でですが、
例えば結婚式で新郎様のオーダータキシードともなれば、教会を歩く姿はお写真にも残る大切なシーン。


この場合は裾にクッションが乗りすぎず、スラッとフィット感が出るくらいの長さにさせて頂くことが多いです。


逆に経営者の方で、座っての交渉事が多く、ゆったり貫禄ある印象を求められる方には、気持ち長めでお作りさせて頂くことが多いです。


裾の長さはパンツを履く位置によっても変わってくるデリケートな部分ですので、大変慎重になります。
こういった細部にも、お客様と対話しなければ生まれないドラマがあり、私たちコンシェルジュはこだわりを持ってお客様と一緒になってオーダースーツを作っていきます。
それだけに、完成して履いて頂く時、感動を共有できるのだと思います。


美は細部に宿るということです。

 

 

あなたとオーダーメイドの世界を繋ぐボタンとして
Bottone


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