
ボットーネの松はじめです。
最近はオーダータキシード、フロックコートなどと並んでディレクターズスーツのご注文も増えています。
こちらはシンガポールにお住いのH様のオーダーメイドのディレクターズスーツ。
ところで、ディレクターズスーツとは一体どのようなもので、どのような装いをすればよいのでしょう?
ディレクターズスーツとは、午前中~昼間(18時まで)の準礼装です。
そして結婚式だけでなく、葬式などにも使えるのがこのディレクターズスーツです。
略礼装であるブラックスーツなどのダークスーツよりもフォーマルで、ディレクターズスーツのディレクターとは、重役という意味のディレクターから来ています。
ですから、結婚式に参列する方である程度の立場がある方には最もお勧めなのがこのディレクターズスーツなのです。
黒スーツで結婚式はちょっと…という方でも、コールパンツ(縞模様の入ったパンツ)とベストを変えることで、ディレクターズスーツになります。
さて、ディレクターズスーツを着用する場合の着こなしをご紹介します。
ジャケット
本来はダブルのブラックジャケットでしたが、現在はシングルがメインです。
シングルジャケットに、衿はノッチドラペル、2ボタン、拝みボタンですとよりドレッシーです。
ベスト
結婚式などの慶事ではライトグレー、葬儀などの弔事では黒のベストです。
パンツ
コールパンツという、独特の縞模様のパンツを履きます。より正式なコールパンツは帯なし。
ネクタイ
結婚式などでは白やシルバー。
今回は写真のようにモーニングタイをオーダーで製作しました。
弔事では黒です。
ポケットチーフ

白いポケットチーフをTVフォールドで挿されることをお勧めします。
靴

黒のストレートチップがベストです。
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