仮縫い(着せつけ)

ボットーネの松はじめです。
お久しぶりのパタンナーからの手紙シリーズです。
前回の①で私自身の型紙を起こし、裁断したあのパターン、今回はジャケットの仮縫いの模様です。

鮮やかな手さばき、パタンナーK氏の手によって設計された型紙、その出来栄えは…

仮縫い(着せつけ)

ジャスト!
背幅こそ少々大きかったのですが(K氏が私の健康骨を考慮し、あえてとった背幅が裏目に)想定内。

ゴージ位置、ポケット位置など細部の設計も絶妙。
例えばラペルの幅なども、全体の雰囲気によって変えていかなければならないのですが、それにともなってゴージ位置と角度も変えなければ美しくありません。
K氏のパターンはこういった細部も計算されています。

また今回はラペルの設計に、実際に森谷が挑戦!

仮縫い(着せつけ)

仮縫い(着せつけ)

なかなかいい線いってました。さすが。


パターンの制作というのは単純に理論数値だけでは割り出すことのできない感性の部分も問われます。
ここがファッションの面白いところですね。
絵描きのようでもあります。


さて、こうして上着の着せつけまで完了。
次回はパンツの仮縫いです。

 

失敗しないオーダースーツの作り方についてはこちらをご覧下さい

 

 

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