松はじめです。
一体これは何の写真だと思いますか?
カシミア(カシミヤ)生地のアップなんですよ。ウールとはまったく違う独特の光り方です。
触るとしっとり、頬ずりしたくなる生地です♪
すっかり冷え込んできたここ数日、冬コートの季節ですね。
冬コートで用いられる素材といえばカシミア(カシミヤ)。
このしっとりした感覚がたまりません。
カシミアコートは着るというより、「纏う(まとう)」という表現が適切かもしれません。
着ていることを忘れてしまう、そのくらいに軽く(ウールの約3分の1の軽さ)暖かいコートです…
カシミアコート生地(一部)をご覧下さい。
カシミアとは、カシミアヤギから取れた毛織物のことです。
カシミヤと呼ばれることもあります。
カシミアの原料は中国、モンゴル、ネパール、ニュージーランドで生産されるものが多いです。
ちなみにこのカシミアという名前は、インドのカシミール地方のヤギからきているそうですよ。
一頭のカシミアヤギから100~150グラム程度しか取れないと伺っています。
ですから、例えば冬のロングコートとなりますと、8頭~15頭のカシミアヤギが必要になる計算になります。
しかも生産量が少ないため高価なのがカシミアです。
贅沢ですよね~。
さて、カシミアコートの気になるお値段なんですが、
カシミア100%のオーダーメイドコートで、なんと14,5万円から。
(ご参考までに、百貨店で20万円後半~です。)
今回ご紹介している写真のカシミアは良質なカシミア100%ですが、冬のメンズ仕立てコート(ロングコート)、お仕立て上がりで14,5万円~17万円です。
完成までは約4週間。
ちなみに、カシミアも様々ですが、
当店で取り扱っている最も高価なカシミアを用いてコートを製作しますと、150万円以上となります。
さすがにこちらをご注文の際は、仮縫いではなく別布で試作し、形を決定させてからの製作となりますので、5週間~10週間を頂きますので、ご注意を。
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