
松はじめです。
洋服物語①ではセンターベントとサイドベンツの由来についてお伝えしましたが、今回は本切羽(本開き)の由来についてです。
以前も書きましたが、洋服物語ということで再度触れさせていただきます。
さて、スーツを折角オーダーするのですから、私たちは本切羽を推奨しています。
本切羽(ほんせっぱ)、また本開き(ほんびらき)といった呼び方もあります。
これはジャケットの袖口部分のボタンホールが開く仕様です。かけたり外したりすることができる本切羽の仕立ては、ビスポークなどオーダースーツから始まりました。
一般的に既製品スーツだと、ボタンホールが閉じてボタンが飾りでついているだけのものがほとんどです。
実はこの本切羽、へぇ~と思ってついつい人に話したくなるとっても面白い由来があるんです…

さてこの本切羽、別名ドクタースタイルという名前があります。
もともとヨーロッパではスーツはジャケットは脱がないのが一般的でした。
シャツが下着なのに対して、ジャケットは上着。
ジャケットを脱いでしまっては下着でいることになるわけです。
日本のサラリーマンの皆様も上着を脱ぐのは失礼に当たるのでご注意を…)
ところが、上着の袖をめくらなければいけない職業の方もいました。

それがドクター。
患者を診察する際や手術の際には袖をめくれるように仕立てるしかなかったわけです。
こうして本開きが生まれたといわれています。
私はわざと1つか2つ外して着ることがあります。
そうすることで袖口のカフスがチラッと見えるわけで、粋ですよ。
さて、ちなみにこの袖ボタンですが、ナポレオンが考案したという説があります。
この話はまたいつか…
スーツって、袖ボタンにもロマンが詰まってますね。
スーツをオーダーする際は、ぜひ本切羽で!と言ってみましょう。
あなたとオーダーメイドの世界を繋ぐボタンとして
Bottone
ボットーネでは創業以来、ただスーツを仕立てるだけでなく、立場や時間、与えたい印象、好み、お持ちのアイテム、似合う色と柄、今と未来のスタイルをトータルで考えた、あなたに最適な戦略的スーツのお仕立てと着こなしをご提案いたしますので、まずはメールで日程をご予約ください。













