松はじめです。
麻素材を使ったオーダースーツとして製作したこちら、メディアにもよく登場している方で、元は歌手、現在は事業家で自社ビル所有というお客様のスーツです。
学ランのようなデザインは、マオカラー。
マオカラーとは、中国人が着ている人民服を参考にして作られた立ち衿のことです…
私たちはスタイルとデザインを提案します
tailor m and m
培った技とデザイナーズ縫製によって、スタイリッシュに魅せるスーツを製作致します。もちろん、オーダーならではのこだわり満載。高級ブランドスーツを超える美シルエットを体感して下さい。
マオというのは毛沢東のことです。
ちなみに中国語では毛沢東はマオ・ツォートンと発音します。
このマオカラーを第一ボタンまで留めて着ますと、非常に清楚な印象になります。
このマオカラーはジャケットだけではなくて、シャツなどにも用いられますよ。
チャイニーズカラー、マンダリンカラーなどとも呼ばれます。
今回は身長を考慮し、ボタンとポケット位置を身長が高く見えるよう工夫しています。
胸元デザインはすっきりした玉縁ポケット。
腰ポケットも角度をつけました。
私もマオカラーには少し甘酸っぱい思い出があります。
学生時代…
フラれた女性を諦めきれず、追いかけて、彼女の職場近くのバーでアルバイトすることになった私。(当時彼女は年上、社会人でした)
そのバーで着用の義務があったのがこのマオカラーでした。
確かエンポリオ・アルマーニのマオカラーのブラックスーツ。
見よう見真似でシェーカーを振り、接客してました。
それである日、その彼女が別の男性と来店した…という何とも切ないオチなんですが…
そんなことを思い出した今回のマオカラーでした(笑)
ボットーネでは創業以来、ただスーツを仕立てるだけでなく、立場や時間、与えたい印象、好み、お持ちのアイテム、似合う色と柄、今と未来のスタイルをトータルで考えた、あなたに最適な戦略的スーツのお仕立てと着こなしをご提案いたしますので、まずはメールで日程をご予約ください。