藤原様

オーダースーツ コンシェルジュ ボットーネの松はじめです。
先日は、西武ライオンズのピッチャー、藤原良平様のご納品。
この度藤原様自身のご挙式ということで、ご結婚式用のオーダーフロックコートのご納品をさせていただきました。

ご覧のとおりの長身に、174センチの私がまるで小人であります。
鍛え抜かれた強靭な肉体に、染み入るように洋服がフィットし、やはりお似合いになられます、、羨ましい限りでありますね。
 
フィッティングから素材提案まで、当店のコンシェルジュ小寺が担当させていただきましたが、とてもユニークな方であり、会話が弾んでおりました。本当に素敵なお二人であります。
藤原様、末永くお幸せにお過ごしください。


大挟製鞄 ダレスバッグ2


さて、先日は取引先の方もお招きし、18人程度で開催した立食望年会(ぼうねんかい)を表参道で開催いたしましたが、その翌朝、、

私:今から、鞄を買いに行くから、付き合ってほしい
妻:鞄?いいよ、どこに?
私:長野。
妻:・・・・・・・?

ということで、入手してまいりましたのがこの鞄です…

鞄:大狭製鞄のザ・ダレス
革:サンタクローチェ ヌーヴォー
色:チョコ





半年に1回しかリリースされず、いつも即完売、
故、落合正勝氏が所有し紹介していたこともあって、ご存知の方も多いと思います。
 
皇室御用達の日本の鞄であり、その品質にも定評があるのはもちろん人気の一つですが、
その中でも入手困難なザ.ダレス。
一点一点で作りのため、市場に出回らないのです。

様々な革のなかで、こちらはフィレンツェ近郊のサンタクローチェでしかできない手染めの革。
今回12月の発売では、ヌーヴォーはありませんが、他の革でも数点リリースされるようです。


1点1点作り上げられるこの鞄、
当然時間もかかりますが、革の入荷という状況にも左右されます。

 
大挟製鞄 ダレスバッグ6

しかしながら、突き詰めて聞き込みを進めたところ、
もしかしたら長野にある!という情報を得てしまい、
まさか鞄を買うために急遽長野に行ってきました。

男の世界であります。




大挟製鞄 ダレスバッグ4


実を申しますと、お客様であり非常に仲の良いK様がある日お持ちになったことがきっかけでした。
K様がお持ちになったのはおそらくサンタクローチェでもハードだったのではないかと思います。
その重厚感と落合氏の話しを聞き、
そういったテーマで一着を仕上げる、というコンセプトの洋服を仰せつかったのであります。

そこからK様と鞄について想いを馳せ、洋服のコンセプトを思案していたところ、
この鞄の魅力に取りつかれ、
ミイラ取りがミイラになってしまったわけであります。

そんな風に、この鞄を探し出したことを昨日のように思い出します。


大挟製鞄 ダレスバッグ3


結構なキャパシティ。


頑丈です。
薄っぺらい鞄で、中の物は守れない、という落合氏のお声が聞こえてきそうです。



ネクタイダレスバッグの由来

ところでこのダレスバッグですが、なぜこの名前になったのか?

1951年、アメリカ国務長官ジョン・フォスター・ダレス氏が来日した際に所持していた鞄を見て、
日本の鞄職人 「タニザワ」 が「ダレスバッグ」という名前で制作しプレスしたという話。
なかなかのネーミング、日本名だったのです。


もともとはドクターズバッグ。
カルテや診察の器具など、往診の際に持ち歩くこのバッグは、
現在ではPCや書類を持ち歩くビジネスバッグの最高峰のような位置にいると思います。






ネクタイおすすめのダレスバッグは?


そのようなわけで、ダレスバッグというと大狭製鞄の他、
日本ではタニザワ、万双、
また英国のスウェインアドニーなども候補に挙がる方は少なくないと思います。



 



大挟製鞄 ダレスバッグ5

大狭製鞄のザ・ダレスは内部は3ブロック。
近い商品としてイタリアン・ダレスがありますが、こちらは2ブロックです。
このように割と幅があります。






鞄は丁重に取り置きされ保管されておりましたので、早速確認し入手いたしました。
さすがに鞄を買った、というだけでは家族も納得感がないので、温泉と善光寺へ。

ダレスバッグを求めて8

このE7系あさまは、3月には私の地元、北陸まで開通。
かがやきと名称を変え、大幅時間短縮を果たします。


ダレスバッグを求めて2

ダレスバッグを求めて9

3歳の息子と0歳3ヶ月の娘まで総動員しての出陣。

なお、息子は新幹線E7系に乗れて大喜び、
やはり男というのは、こうも動く獲物を自分のものとせんとするDNAが流れているのでしょう。


そして妻も源泉かけ流しの温泉に満足いただけたようですが、まったく思い立ったら何とやらというやつであります。

ダレスバッグを求めて7

ダレスバッグを求めて6

ダレスバッグを求めて5

ダレスバッグを求めて4


鞄を購入させていただいた店舗で、教えていただいたお蕎麦屋へ。

ダレスバッグを求めて3

さすが地元の方の推薦のお店は絶品。
あいにくの雨ではありましたが、
一つの鞄がご縁で、様々なストーリーが生み出されました。
さすが名鞄です。

ぜひ長野にご出張の方がいらっしゃいましたらお問い合わせください。







ちなみに、鞄を見せたときの妻の第一声は、
「え??これのために?」でした。

ダレスバッグを求めて010

念のため、持った時の印象をチェックするため、
しなの鉄道にて移動直前に、撮ってみました。
撮影者は妻。

色艶良く、最適なグリップ位置だと思いました。
しかし、新品が一番恥ずかしい鞄とは本当です。
まったくしっくりきていません。

自分のモノになっていないだけでなく、
まるで鞄が主役。


本物の革は使う人間の味を醸すといいます。
ですから自分の歴史を醸し、
伴侶からも「素敵ね」と言われる日が待ち遠しいところですね。

さて、今日からこの鞄と共に戦います。 






ちなにに当サロンではこの鞄の取り扱いはありませんので、ご注意を。


東京では、銀座三越さん、日本橋三越さんなどを中心に、23日に本年度分が発売されます。
ブリティッシュブライドル、サンタクローチェハードなどのザ・ダレスが店頭に並びます。
大挟製鞄 ザ・ダレス
当日、あるいは数日で完売する可能性があるので、気になった方はぜひ鞄売り場へ足を運んでみてくださいね。 

ボットーネでは創業以来、ただスーツを仕立てるだけでなく、立場や時間、与えたい印象、好み、お持ちのアイテム、似合う色と柄、今と未来のスタイルをトータルで考えた、あなたに最適な戦略的スーツのお仕立てと着こなしをご提案いたしますので、まずはメールで日程をご予約ください。