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オーダースーツ サロン ボットーネの松はじめです。

昨日はデザイナーRoger Francis Clarke氏が表参道サロンにいらっしゃいました。
写真はマイバッハのフロントグリルモチーフのカフリンクス。

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ゴールドとブラス、ロジャーが実現させたこだわりの純日本製です。
ロジャー氏の今期は自動車からインスパイアされた作品が多く、philosopher(哲学者)という時計の文字盤、数字の表記(01、02といった)など随所にそういう特徴が見られます。

敢えて海外生産はせず、日本の職人による作品ばかりというところにも、氏の日本や日本経済に対する想いが感じられ、共感せずにはいられません。





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さて、本日は、素材。
ウールの種類についてです。
スーツ、ジャケット、季節、それぞれ素材を分けないといけないことをご存知でしたか?


まず、ウールには2種類あるのです。
(フェルトも入れると3種類)

大きくわけて、


梳毛(そもう)と紡毛(ぼうもう)に分かれます。



ちなみに、梳毛はウーステッド、紡毛はウールン(ウーレン)とも呼ばれます。






ウーステッドという言葉ならば、スーツがお好きな方ならもしかしたら耳にされたことがあるのではないでしょうか?

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・スーツの上着とジャケット&パンツスタイルのジャケット、何が違うのだろう?

とそう思われたことはありませんか?

 

 
まず、スーツに向いているのがウーステッドです。
 
というか、実際に市販のスーツも仕立てのスーツでも、ほとんどがウーステッドなのです。


ウーステッドというのは、毛のかたまりから長い繊維を掻き出して糸を作ります。


ウーステッドはこの後ご説明するウールンよりも長い繊維を使っているんですね、だから表面が奇麗に仕上がった生地を作るのに適しています。






ではウールンですが、こちらはなんだか地方のゆるキャラのような名前でありますが、あまり聞き慣れないですよね?


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皆様お持ちの洋服でフランネルのスーツや、ツイードのジャケットはお持ちですか?
これらがウールンです。

秋冬物のジャケット、というと同じウール生地でもウーステッドではなくウールンがおすすめです。
 
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例えばフランネルを触ってみると、起毛していて柔らかいです。
これはウールンはウーステッドに比べて柔らかくて太い糸だからです。

ウールンはウーステッドよりも短い繊維をねじりながら引いて糸を作ります。





このようにウールのスーツといっても奥が深いです。
これからジャケットスタイルも活躍するシーズン、スーツの上着をジャケットとして使ってしまっていませんか?
ウーステッドとウールンにご注意くださいね。




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さて、余談でございますが、
我が家のL君がまたまたお茶の間に登場いたしましたので、そのご報告でございます。

TBSの、何がいけない という番組の再現VTRに使っていただけたようです。


当日にフェイスブックでアップいたしましたら、
観てました!と結構メッセージを頂戴いたしまして、なかなか人気の番組なのですね。

仕事柄芸能関係の方の洋服制作に携わる機会は少なくないのですが、
その割にテレビ閲覧時間が少ない私でございます。


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そんなL君ですが、
1歳ながら早くも生地の違いがわかるようです。
ウーステッドとウールンをハンドリングして触り比べております。

1歳ながらお仕事で稼ぎ出し、
おまけに仕立て屋の道をも歩み出している、L君でございました。



ボットーネでは創業以来、ただスーツを仕立てるだけでなく、立場や時間、与えたい印象、好み、お持ちのアイテム、似合う色と柄、今と未来のスタイルをトータルで考えた、あなたに最適な戦略的スーツのお仕立てと着こなしをご提案いたしますので、まずはメールで日程をご予約ください。