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オーダースーツ サロン ボットーネの松はじめです。

表参道と南青山で迎える初めての春。去年はといえば、新宿でしたからね。正直、予想を超える予約ラッシュ、総動員でめのまわる忙しさでしたが、できるだけゆったりと時間をかけて、良い服を作っていきたい、と妥協はしたくないので、大変です。

そして、「ほぼいつもブログ観てますよ」とK様から生の声を頂戴し、光栄です。洋服を通してライフスタイルに貢献できる毎日と、至らないところを改善し、成長できる毎日、みなさまに感謝です。


自分スタイルを作るためには、オーダーメイドを超えるものはない


私はそう思います。この仕事をしていなくても、そう思います。それに洋服だけでなく、家具も小物も家も、です。

さて、本日は背抜きか?総裏か?ということについてです。皆さんは春夏スーツは、背抜きが多いですか?
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テーマを夏に持ってくるならば、背抜きという考えもありますが、、、

 



ミラノ某ショップで

「背抜きスーツはないの?」と尋ねたら、
「御帰りください」
と言われることがある、という噂すらあります。




私の考えですが、

背抜きスーツは日本だけ、そう言っても過言ではないと思っています。



(ミラノで、背抜きのスーツを売っている店があったら教えてください。)





さて、総裏のメリットは、

・表生地を汚れ、傷みから守る・外から見た目にもしっかりした印象にする・表生地が呼吸して動いたとき、裏地で整える

です。 3番目のために、良い服の裏地は、貼り方がキタナイのです。
それはこちらの記事で説明しています。





では、背抜きのメリットは?




反対に背抜きのメリットは、

 ・より体にフィットしてラインを強調できるので色っぽい・通気性が上がり涼しい・背裏を見せられる
(ジャケット生地で、表と裏で違う模様の生地なんかだとお洒落なんです)

です。

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 ですのでジャケットはナポリジャケットは冬でも背抜きが多く、
ロンドンでもミラノでもスーツは夏でも総裏、という文化もあります。 


 
以上のことから、もともと生地が薄手の細番手、スーツのテーマを考えると、総裏となります。

暑さは素材で涼しさを出せば良いですから、
トロピカルウールだけでなくて、モヘア混とか、 
 
織り方もフレスコといって通気性の良い織り生地があります。



とはいっても、高温多湿な日本、
ミラノとはわけが違いますから、
背抜きも一つの考えです。



夏スーツ=背抜き・アンコンでしょ?ということではなくて、
今シーズンはシーンやスタイルを考えて決めてみてもいいですよね。




さて、背抜きでも、総裏でも、どちらにしろ一番みっともないのは、フィットしていないスーツを着てしまっている、、、ミラノでも東京でもこれがいけません。
 

春や夏も、セレモニーに参加する可能性がある方は、いつでもその場に対応できるように、オーダーメイドと専用のアイテムをそろえておくことをお勧めしますよ。

揃っているだけで心の余裕も生まれます。

ボットーネでは創業以来、ただスーツを仕立てるだけでなく、立場や時間、与えたい印象、好み、お持ちのアイテム、似合う色と柄、今と未来のスタイルをトータルで考えた、あなたに最適な戦略的スーツのお仕立てと着こなしをご提案いたしますので、まずはメールで日程をご予約ください。