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オーダースーツ コンシェルジュ ボットーネ 表参道の松はじめです。

少しずつ、というか急激に秋の気配、、、毎年こうして秋がやってきますね。
街を歩いていても、スーツが心地よく、夕方以降はスリーピースでも良いくらいの気温となってきました。

本日ご紹介するのは、傘です。
こちらはボットーネで販売している物ではなくて、純粋に私の私物です。折角仕立てのスーツを着ていても、この季節の突然の雨に、コンビニのビニール傘・・・緊急事態の即席なら仕方ありませんが、いつも持つ傘としてはさみしいですよね。

私がおすすめしているのは、フォックス・アンブレラという英国の傘です。この傘は…

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雨が降ってきて開くのはもちろんですが、このように持っているだけでお洒落なのです。
英国ではステッキ代わりに傘を持つ紳士がいます。
そんな時にこのフォックス・アンブレラはこのフォルムが美しく、スールスタイルに栄えます。巻きの美しさを楽しむ傘といえます。

この巻きを美しく見せるために、英国では傘の巻き屋という商売があるくらいです。


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開くとこのような雰囲気。もちろん美しいですが、巻いてある美しさにはかなわないと思いませんか?

紳士が傘を携えることは、剣や杖の思想がある


とはファッションジャーナリストの落合正勝氏の言葉です。落合氏は突然の雨に、ビニール傘を指し出したカメラマンスタッフに、「濡れて帰るから結構だよ」とおっしゃったそうですが、落合氏にビニール傘は似合いませんよね。

フォックスはハンドル(持ち手)も様々な材質を選べます。 4か月程度かかるようですがパターンオーダーもできるとのことで、自分仕様のこだわり傘というのも素敵ではないでしょうか。


思い入れのある傘を携えれば、うっかりお店に傘を忘れてしまった、、、ということもなくなるかもしれません。
フォックス・アンブレラは雨の日も、曇りの日も、晴れの日も楽しめる傘といえるのではないでしょうか。

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この傘を実際に開かずに持つ場合は、持ち手ではなく少々下を持つと美しいと思います。
また、傘を持つ際はできるだけ身軽な持ち物で、例えば大きなカバンや物が詰まったカバン、ではない方がバランスが良いです。
ペンシル内蔵型のフォックスもありますから、手ぶらで傘、というのが最も綺麗です。現実的ではないかもしれませんが、結婚式やパーティーに参加する場合は試してみてはいかがでしょう。



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