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オーダースーツコンシェルジュ ボットーネの松はじめです。
今日は赤坂、青山、品川方面への出張フィッティングがなだれ込んでおりました。サロン ボットーネもお陰さまで、早くも3月12日(土)あたりも制作のご依頼で少しずつ埋まってまいりました。
 そんな東京の街、3月ですがまだ少し肌寒い日が続いていますよね。
 ですが、ご注文のオーダースーツやジャケットは春一色!コートを脱ぎクリーニングに出したら、いよいよ軽やかライトグレーを中心に、グレーベージュやブルー系のライトなスーツが街を彩り始めます。そこで冬スーツを着ていると…なんだか季節感や周囲とのズレを感じてしまうんですよね。
うっかり夏になる前に、春スーツを仕立ててコーディネートを作っておくと、お仕事の忙しい方は楽できますよ。そんな春のオーダースーツ生地は、割とオールシーズンスーツとして考えていらっしゃる方も多いですね。暑がりなので、、、という方は、春生地でスーツや婚礼服を揃えておかれると何かと重宝しますよ。それでは、春物スーツ生地の一部をご覧ください…
IMG_1596IMG_1597IMG_1598IMG_1599IMG_1606IMG_1607IMG_1608IMG_1609IMG_1613春スーツは目付(生地1㎡の重さ)が230gくらいと、軽めになっています。見た目の清涼感もありますし、体感温度も秋物スーツや冬物スーツのとはすごく違いますよ。

 スーツを選ぶときに、オールシーズンで着たいな、と思う方もいらっしゃいますよね。ですが、私の考えでは厳密にはオールシーズンのスーツというのは存在しないかな、と思うんです。


 それは、生地の目付が違うこともあるのですが、色や柄の雰囲気も、秋のそれと春のそれとではかなり異なります。ブラックの無地のスーツであったとしても、生地の厚みで結構雰囲気が変わります。オールシーズンのスーツというと、目付が260gくらいの秋の生地か、目付が230gくらいの春の生地、このどちらかを選ぶと良いのですが、厳密にはどちらも少し雰囲気が違うんです。



ということで、スーツに関してはまだそんなに着数持っていないんだよね、という紳士の皆さまへご提案です。



春、夏、秋、冬、

 各シーズンごとのスーツを着てみてはいかがでしょう?

いきなり各シーズン3着ずつ×4シーズン=12着+タイや靴を揃えよう!という事ではなく、少しずつ。まずは小物だけでも変えてみたり。

それで季節感を体感できますし、身にまとうものが変わると、気分が変わってすごく楽しいですよ。何よりも各シーズンごとに違うコンセプトのスーツを着ている余裕と心配りができる方は、エレガントですよね!女性の方なんかはファッションに敏感ですから、春服と秋服が同じ、という方はあまり見かけませんよね。春物と夏物も違うのを着ています。

いつの時代、どこの世界でも女性はリードしていて、男性は女性基準に合わせなくてはいけない、というか合わせるようになっていきますよね。そうして世の中全体のファッションが上昇していくんだと思います。

 ところで、ゼニア・ドーメル・アリストン・ホーランドシェリーなどのハイクラスの生地ブランドになりますと、生地バンチごとにテーマをわけて、春のコレクション、夏のコレクション、秋、冬、、とそれぞれが分かれていますよ。特に夏と冬は着用する期間がやや短いですよね。

 だから夏スーツ、冬スーツを持っているととても際立ってファッショナブルになるとも思います。夏はクールでライトに、フレスコ織りとかモヘアとか。色も軽やかに。冬はメリハリ感を持たせダークに、生地もフランネルとかカシミアとか。
ということで、うっかり夏になる前に、春物のスーツやネクタイ、ワードロープ計画を立てましょうね。お聞かせ頂ければコンシェルジュが皆さまのコーディネイト案を考えますよ。



さあ、秋冬スーツとコートをクリーニングに出し、春スーツを着ましょう!
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ボットーネでは創業以来、ただスーツを仕立てるだけでなく、立場や時間、与えたい印象、好み、お持ちのアイテム、似合う色と柄、今と未来のスタイルをトータルで考えた、あなたに最適な戦略的スーツのお仕立てと着こなしをご提案いたしますので、まずはメールで日程をご予約ください。