オーダースーツ ボットーネの松はじめです。

9月もまだまだ暑いです、夏でもスーツで上着を着る!というポリシーをお持ちの紳士にはまだまだ過ごしにくい季節ですね。
そんな中、2010年オータムウィンターフルコレクションも続々と入荷、流行に敏感な皆様からご予約を頂き、小さいサロンですので私と、特に森谷がいっぱいいっぱいになっております、、、

洋服屋の方々ならご理解頂けると思うのですが、、
アパレルは華やかに見えて、地味~に大変な事だらけ、、なんですね。
やはり洋服が好きでないとこの仕事はできません。


さて、「格好良さ」は人それぞれですが、服自体がはっきりとした輝きを放ったスーツがこちら。海外で着用されるI様用スーツ、I様は今期だけで9着目ですね。
 
イタリア、ナポリの最先端の生地でお仕立てさせて頂きました。 

なかなか着こなせない幅広&極太ストライプですが、お似合いになられる方は抜群に個性を発揮できます…


こういった一見奇抜なスーツはなかなか挑戦しにくいですよね。
このようなスーツが似合うのは、雰囲気がワイルドな方が多いと感じております。

たとえば、私のように貧弱な者は似合いません。
スーツに負けてしまうのです。
スーツに負けてしまうとどうなるかといえば、
「わ!松さんいいスーツだね」と絶賛されるのです。

スーツを褒められているということは、実は「松さんはともかく、スーツは格好いいよ」と言われていることになるのです。
ですから、私が思う最高の褒め言葉は、褒められないことなのです。


褒められないくらいに溶け込んでいるスーツであり、
スーツが格好良いのではなく、その方を引き立たせるための洋服であり、立場を正確に表し、着る場に相応しいスーツであること。

あの人は何となくいつも格好いい、と言われる自分であるためのスーツを制作し続けていきたいと思います。 


 

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ボットーネでは創業以来、ただスーツを仕立てるだけでなく、立場や時間、与えたい印象、好み、お持ちのアイテム、似合う色と柄、今と未来のスタイルをトータルで考えた、あなたに最適な戦略的スーツのお仕立てと着こなしをご提案いたしますので、まずはメールで日程をご予約ください。