マンダリンホテル 結婚式

オーダースーツ 東京ボットーネの松はじめです。

先週末は、私も大好きなホテル、日本橋のマンダリンオリエンタルホテルにて結婚式に列席。
当店でも何着もスーツを作らせて頂いている、大切な友人の結婚式ということで、モリーヌと共に参加となりました。

午後15時半からの結婚式でしたので、私はタキシードを着用しています。
そこで森谷は敢えてダークスーツ。

堂々と凛々しい立ち居振る舞いの新郎、に見えたのですが…

マンダリンホテル 結婚式

チャペルにて、ブートニアを胸に、新郎入場。

この日は120人近い列席者の中、緊張した様子もなく堂々と歩く新郎の姿。
でしたが、実は数日前から緊張状態が続いて、腹痛になったくらいだそうで。

 

友人は香港にてコンプライアンス業務や会計業務に携わっており、この日の結婚式には海外からもゲストがいらっしゃっていました。

新婦様もロンドンの名門企業に勤めており、列席者も早々たる顔ぶれ。

マンダリンホテル 結婚式

新郎というのは、一生に一回の晴れ舞台、そして両親、上司、同僚に友人、さらに花嫁のご家族、親族、さらに会社関係者に友人と、これまでの人生で関わったゆかりの深い人物達の中、

花嫁をリードし、前へと進んでいかなければいけません。
当然プレッシャーとの戦いなんですよね。


しかし洋服というのは不思議なもので、この日のための服を着ている、というのは、すごく自信につながります。


というのも私もこの日、自宅を出発する時からスイッチが切り替わっていました。
それはシャツのボタンを一つ一つかけていく、そのゆっくり慎重に過ぎる時間に、重厚な思いが乗っているのではないでしょうか。

それはおそらく、戦いに出かける前の兵士のようです。

マンダリンホテル 結婚式

参加する者はそんなプレッシャーから考えれば、気楽なものです。
ですが、ここでも洋服の話になってしまうのですが、
最高の二人をお祝いするために、せめてもの気遣いを忘れないで頂きたいのです。


フォーマルスーツというのは理由があって白と黒となっているといわれています。

そして場というのは、洋服で大きく変わりますから、お祝いという雰囲気を作るのも洋服が大きなウエイトを占めます。

ですから、「結婚式には何を着ていこうかな?」と悩むのは悪いことではないのですが、

「結婚式には何を着ていくべきかな?」とか

「どんな格好をしていけば、雰囲気を乱さず、祝福の気持ちを伝えられるかな?」と悩めるようになれば最高だと思いますよ。

 

そして、晴れ舞台の主役は、やはり花嫁様ですね。

花嫁様を引き立てるのも、新郎の役割、服装にこだわることは愛情表現でもあるといえないでしょうか。

マンダリンホテル 結婚式

マンダリンホテル 結婚式

マンダリンホテル 結婚式

 

結婚式は、新郎様も列席者も、式の時間によって着用する服や服装が異なります。

また、立場によっても異なりまので、コーディネート以外にも気になる点がございましたら、お気軽にサロンにてコンシェルジュにご相談下さい。

 

タキシードやフォーマルの歴史、洋服のうんちくは、洋服物語を読んで見てください

 

 

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