スーツの選び方

オーダースーツ 東京ボットーネのモリーヌです。
スーツという洋服は、一見単純なようですが
実は様々な要素が絡み合っています。

・サイズ
・生地の品質
・素材
・色
・柄
・縫製
・ブランド

他にも
シャツ ネクタイ 靴 ベルト 鞄 との
色・柄・素材の相性 等々

さて、この中で
一番重要視すべきものは何でしょう?

人の価値観はそれぞれですので
生地やブランドと答える方もいらっしゃるでしょうが
私の場合、サイズと即答します。     街を歩いているとき、電車に乗っているとき
スーツを着ている人をたくさん見かけますが
申し訳ないけど、サイズが合っていない人があまりにも多い。
ご本人は気付いていないし意識もしていないのでしょうが
細すぎ、大きすぎの服が多いのです。  

特に、時代の流行ゆえか、若い人は細すぎ
お年を召されるごとに大きすぎの傾向が強いです。

ヨーロッパでは、スーツやジャケットが普段着だったりするなので
普通のお父さんでも自分のサイズを知っていて
上手な着こなしができていますが
日本は、洋服の歴史が浅く、洋服に対する意識も薄いため
無頓着なお父さん方が多いのではないかと考えています。

が、やっぱりこれをどうにかしたい。
まず大人がかっこよくないと、子供もかっこよくなれません。

「子供は親の背中を見て育つ」と良く言われますし
私も親や周りの大人を見て育ってきたという実感があります。
ですが
その見せるべき大人の背中がシワシワでは
格好がつかないじゃないですか。


ご存知の通り、私はオーダーの洋服屋ですが
いきなりオーダーで作れなんてことは言いません。
ウチで作ってくれとも言いません。(作って下さると嬉しいですが)

なので
せめて寸法だけは合わせてください。

たとえゆったりな着心地が好きだとしても
合わせるところはきちんと合わせないと
正直、かっこ悪いです。

じゃあどこを合わせれば良いのか・・・
合わせるべきは

 

 



・ジャケットだと、肩幅、袖丈、着丈
・パンツだと、裾の長さ

細かいところを言えばキリがないですが
最低ここだけ合わせてください、お願いします。

これだけで外見が全然違いますので。

生地の良し悪しは二の次で良いです。


直すには、購入するときに調整してもらうのが一番ですが
既にお持ちの物を直すことも可能です。

もちろんできることとできないことがありますが
お近くの寸法直しのお店に持っていけば直してくれますし
もちろんボットーネに持ってきてくださっても結構です。
どう修正を加えれば良いか等々、アドバイスしながら
お直しさせて頂きますので。

人生、どんなにかっこよく生きても損なことなないです。
まずはちょっとしたところに気を配るだけでもしてみてください。


ファション トレンド
  サイズを追い求めた場合
やはり既製服では限界があります。

くどいようですが、決して既製服が悪いと言っているわけではありません。
既製服でも、数十万円もするものがざらにあります。
ここまでの価格になると、さすがにブランドものになりますが
やはり良い素材を使い、仕立てのクオリティも高い一着となります。

最高の素材に最高の仕立てで
その一着だけを見るならば
文句無しで「最高」でしょう。

(ブランドでなくても信用できるお店であれば
価格が高くなるにつれて当然クオリティも上がります)


ただ、問題は
「それが誰のために作られているか」
です。   仮縫

芸術品であれば
最高の素材に最高の技術を使えばいいのでしょうが
洋服は実用品ですので
その人が着たときの美しさや
使ったときの使いやすさ(着心地)も考えるべきです。

既製服というものは
「できるだけ多くの体型をカバーし、できるだけ多くの人が着れる」
ことを考慮しないといけません。
例えば特定の人向けに作ると
どうしても生産着数が少なくなり
スケールメリットが活かせないだけでなく
売れ残りのリスクも高くなりますから。

ゆえに、不特定多数の人向けに
最大公約数なサイズで作らざるを得ませんし
個人特有の体型、例えば
手が長い、太ももが太い、撫で肩や怒り肩
猫背、胸の筋肉が大きい、肩甲骨が出ている
なんてことまでは考えてくれていません。   仮縫

したがって
悲しいかな、サイズや肩の作りが合わない場合が多く
外見や着心地に強い影響を及ぼします。


なんかかっこ悪い
やぼったい
自分にスーツは似合わない
ラインはかっこいいけど、どこそこが突っ張る
スーツは疲れるから嫌い・苦手だ


これは、私が今まで聞いてきた声ですが

シルエットが良い
軽く感じる
動きやすい
今まで着ていたものは何だったのか
同僚からの評価が変わった


という喜びの声に変わる時が私にとっても嬉しいですし
これが寸法合わせの持つ力ではないかと思っています。

オーダーは
ひとりひとりの体に合わせたものを作るという点で
既製服とは決定的に違います。   スーツ 選び方

最初の問いで「サイズ」を選ばれた方は
オーダーを一度味わってみてください。  


ボットーネでは創業以来、ただスーツを仕立てるだけでなく、立場や時間、与えたい印象、好み、お持ちのアイテム、似合う色と柄、今と未来のスタイルをトータルで考えた、あなたに最適な戦略的スーツのお仕立てと着こなしをご提案いたしますので、まずはメールで日程をご予約ください。