タキシード オーダー

オーダースーツ 東京ボットーネの松はじめです。

先日、北野武監督のアウトレイジという映画を見ていたら、どなたかが二枚衿のスーツを着ていました。洋画にしろ邦画にしろ、映画を見るとまずスーツや服装に目が行ってしまうのは、職業病なのだろうなと思いながら眺めていたのです。
そこは黒を着なければいけないシーン。全員ブラックスーツのなか、一人だけさり気なくデザイン性でアクセントになっていました。全員黒スーツ、という場面では、他の方といかに変化を出せるか?がポイントになってきますね。素材で見せるのか、裏で凝るのか、さり気なくデザインにこだわるのか、、、

そんなこちらは、以前制作させて頂いた二枚衿でございます。
内側はどうなっているかといいますと、拝絹をあしらっています。全体的にどう見えるかといいますと…

タキシード オーダー

ご覧のように、パッと見える印象では、細めの拝絹がついているのかな?という程度に見えます。冒頭の写真のように、2枚目の衿を忍ばせており、めくれます。

タキシードの拝絹を敢えて中に仕様している、さり気ない仕立てですが、とても洒落ていますよね。


2枚目の衿は、今回は表生地と違う素材(光沢のある拝絹)を使ってみましたが、同じ素材でももちろん可能です。同じ素材、同じ色の2枚衿なら、一段とさり気ないデザインになります。
カジュアルの軽めの色のジャケットでも、面白いデザインです。 



遠目には細い拝絹のように見えるのですが、近くに寄って初めてわかる、なかなか凝ったデザインだと感じる個性的な一着です。




タキシード オーダー


クラシックな形の中にも、こういった個性的なアクセントを加えることでグッと華やいで見えますね。
フィットしたスーツはもちろん、さり気ない自分らしさや、ちょっとしたデザインもオーダーの醍醐味。お気軽にご相談くださいね。

 



服装は、煎じ詰めれば、「上品」と「均斉ないしは調和」の二つだけで、双方の要素ともに、他人が決定することで、僕たちは、その他人の印象度を高める努力をする必要があるのだ。 by落合正勝


 

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ボットーネでは創業以来、ただスーツを仕立てるだけでなく、立場や時間、与えたい印象、好み、お持ちのアイテム、似合う色と柄、今と未来のスタイルをトータルで考えた、あなたに最適な戦略的スーツのお仕立てと着こなしをご提案いたしますので、まずはメールで日程をご予約ください。