オフホワイトパンツ

オーダースーツ 東京ボットーネの松はじめです。
スーツの腰ポケットには様々なデザインがあります。
斜めになっているデザインもあれば、チェンジポケットが付いているスーツもあります。
ところでこの腰ポケットですが、フラップという蓋があるスーツと無いスーツとが存在しますよね。

あるスーツと無いスーツとでは、一体どのような違いがあるのでしょう?
また、スーツをオーダーする場合やスーツを購入する場合に、フラップ付きか、フラップ無しか、どちらを選べぶのが良いのでしょう?

フラップは、別名雨蓋(あまぶた)ともいい、埃や雨を入れないようにする役割があります。
室内では仕舞うのが美しいという古きマナーも存在します。

さて、それではフラップありか?無しか?
どちらのスーツを選べば良いのかといえば、私の考えではビジネスであればフラップあり、フォーマルであればフラップ無しを選ぶのが良いと思います。


そもそもタキシードにはフラップはありません。

タキシード

実用的な側面から作られた洋服ではないからです。
それにフラップがない方がドレッシーで、エレガントな印象になると思います。
ですから、タキシードに限らず、お呼ばれ結婚式用のスーツなどは、フラップ無しをおすすめします。


ではビジネスではどうか?
スーツの起源であるタキシードがフラップ無しなのだから、スーツもフラップ無しで良いとは思うのですが、あった方がビジネススーツっぽいとも思えます。

結婚式用のゼニアオーダースーツ

実際に、腰ポケットは使用するべきではありませんので、あってもなくても変わらないのですが、埃が入りにくいなどの実用面からあった方が一般的スーツという印象が強いのが事実です。
ですから、ビジネススーツであればフラップありを選ぶことをおすすめします。


フラップは、ポケットの中にしまうこともできます。
ですから、シーンに応じてフラップを出したり、しまったりするのも良いですね。


それならば全てフラップありのスーツにして、フラップをしまえるのならフラップ無しのスーツはいらないではないか!


と、そのお気持ちはわかるのですが、私はフラップ無しで仕立てたビジネススーツを何着も揃えています。
なぜか?

それはまた次回に。

 

 

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