仕立て服のボタン

ボットーネの松はじめです。
オーダースーツに限らず、高級スーツについているボタンといえば、水牛ボタンです。
スーツのさり気ないポイントとなるボタン。その昔から仕立て服によく用いられた高級ボタンこそ、水牛ボタンとナットボタンです。
水牛ボタンとはバッファローの角を加工したボタン。
一個一個風合いが異なります。

なぜ水牛ボタンがよく用いられるのでしょう?

仕立て服のボタン

それは年月を経ても色あせにくく、質が良く丈夫なためです。
またナットボタンは椰子の種を加工して作られたボタン。
こちらも年月が経つごとに色に深みが出て、高級感があります。


既製服では水牛ボタンやナットボタンに似せた人工のボタンの付けられたスーツをよく見かけます。

パッと見てわからないようですが、質感が全く違う。
水牛ボタンはクラシックで上質な質感です。



ボタンは男性のスーツに付いているもののなかでは唯一の突起物ですよね。
このことから、実用性はもちろんありますが、アクセサリーとしての伝統があることが推測できます。

そもそもボタンホールがなくボタンのみ付けるという文化があった時代もあります。


カフリンクスなどと同じように、ボタンも男性のアクセサリー。
小さな面積ですが、ボタン一つで洋服の印象が大きく変わります。
特にネイビーなどの無地の上質スーツとなりますと、ボタンの存在は重要。
よいボタンだとスーツの表情が変わり、着る人に品格すら与えます。


さり気ないけれど重要な影の立役者…
私たちボットーネという名前は、イタリア語でボタンの意味。
ボタンのようでありたいという想いからつけています。


紳士の皆さん、仕立て服をお作りになられる際には、さり気ないこのボタンという存在にもこだわってみて下さい。

 

 

あなたとオーダーメイドの世界を繋ぐボタンとして
Bottone


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