イギリス生地、東京ブリティッシュスタイルのオーダースーツ

松はじめです。
スーツの歴史を辿ると行き着くのはイギリスです。
そのイギリススーツの伝統的ともいえるスーツのデザインの一つに、ブリティッシュスタイルというデザインがあります。

英国の定番生地、ハウンドトゥース(千鳥格子)で製作したブリティッシュモデルです。デザインのブリティッシュとは?

チェンジポケットとは?イギリス生地、東京ブリティッシュスタイルのオーダースーツ

ブリティッシュデザインの象徴ともいうべきはこちら、チェンジポケット。
チェンジ、つまり小銭入れでした。
通常は右の腰ポケット上につけます。

ブリティッシュデザインは、イギリスがスーツ発祥の地であることを感じさせるデザインです。
もともとイギリスではスーツは制服でした。
その為カチッとした印象を与えるデザイン、生地の糸も太いので光沢感はありません。
そして着た感じも重いのですが、生地の織り方も丈夫、打ち込みがしっかりしており耐久性に優れています。

糸には単糸と双糸があります。
単糸とは、紡績機から出てきたままの撚りが一度かかっている糸です。
双糸とは、その単糸をさら撚った糸です。
こうして手間をかけた分、丈夫で強い糸になるわけです。

こちらの生地は、縦横双糸を使用しているため、イタリアのやわらかい生地などに多い単糸双糸を交織した生地とは違って、耐久性とハリのあるスーツに仕上がっています。

イギリス生地袖ボタン、東京ブリティッシュスタイルのオーダースーツ

2ボタンスーツの場合は袖3つボタン、
イタリア、ナポリのデザインは重ねボタン、など色々な説があるのですが、
オーソドックスな3ボタンでよりブリティッシュな雰囲気に仕上げてみました。

その他着丈を長めにとりました。

イギリス生地、東京ブリティッシュスタイルのオーダースーツ

スーツはスタイルのシルエットやディテールによって着る人の印象、雰囲気が大きく変わります。
英国調ブリティッシュスタイル以外にも、イタリアのクラシコスタイル、アメリカントラディショナルなどがあります。

今回のブリティッシュスタイルオーダースーツでは、ラペルを細めにし、ゴージラインも高く設定しました。
ウエストシェイプもシャープに仕上げ、
パンツは内側へのワンタックを細身に製作しています。


今期は特にイタリア生地でのご注文が多かったのですが、クラシックなイギリス生地も新しい自分の発見につながるかもしれません。

イタリア生地を使って、かっちりブリティッシュに仕立てることもできますので、ご相談ください。


ブリティッシュデザインで誂えたスーツ ¥110,000

 

 



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